伊香保温泉のお宿 福一について
続いてお食事編です。
国産牛ステーキ付き美食ステイプランなので食事に期待。
夕飯は個室ダイニングにて。
お料理はとにかく品数が多かった。
お品書きがないので、お膳を持ってきてくれる方の説明をその都度ききます。
なので、細かいことは忘れてしまった。
席に着くと先付のお膳があります。
ただ、ここで驚きの対応が!!!!
「お客様が大根がお苦手なことは聞いております。できるだけ対応させて頂いています。
こちらは大根を抜いております。」
さっそく先付のお膳から大根抜き対応を。
そしてその後も、付け合わせの大根が抜いてあったり、大根との炊き合わせものを
カブに変えてくれたり、徹底的に対応してくれている。
本当に感謝です。
全てのお客様の好き嫌いを対応することは大きな旅館では難しいでしょう。
だから、「アレルギー食材含め対応しません」というスタンスをとっているのは理解できます。
そんな中でも、どうしても、、、とお願いしたお客様にはできるだけ対応をしようという
気遣いと心意気がちゃんとこのお宿にはあったんです。
ひとりでも「対応します」といってしまうと、基本姿勢が崩れてしまうので、おおっぴらに対応しますとは
言えないのでしょうが、せめて、あのチェックインスタッフも小声で「基本的には対応できないのですが、
料理長には伝えておきます。ご希望に添えないこともありますがご了承ください」ぐらい言ってくれれば、
対応ができなくても気分は害さないし、対応してくれたら、すごく嬉しいし、、、、
本当にせっかくのおもてなしが、もったいないフロント対応でした。
第一印象って大事ですよね。。。。フロントの対応次第で辛口評価にはならなかっただろうに。
さてさて、気分良くして、梅酒で乾杯して、お食事を頂きながら
せっかくなので、何か飲み物を。。
たいして飲めませんが、地酒の利き酒セットがとってもお値段がお手頃なので
頼んでみました。これが大当たり!
大盃 本醸造氷点貯蔵
赤城山 生酒(ふくいちラベル)
船尾瀧 生貯蔵酒
どれも私好みでクセが無くて飲みやすい。特に赤城山 生酒は気に入りました。
お料理は
椀物 白子入り。ちなみに白いものは大根でなくカブでした!
なんかこの白子、いまいちだった。淡泊で濃厚さが全くない。
山の中で海のモノは厳しいのでは?
お刺身 ひらめは煮切り醤油で、それにまぐろ、ブリ、あわび。
このまぐろとぶりが先ほどの白子のイメージを覆し、本当に美味しかったです。感動もの
あわびはイマイチでしたが。。。。
上州豚の角煮は、大根をかぶに変えて! ありがとう。
上州豚と牛のすきやき。
卵にはとろろが入っています。
お肉は安定のおいしさですね。
そして、上州牛のステーキ陶板焼き。
普通に美味しかったです。
最後は、炊き込みご飯とおっきりこみ。
遅めのランチで鬼ひもかわうどんを食べたので、もうおっきりこみは食べれません。。。
というか、炭水化物×炭水化物はセンスがないです。残念ながら。
普通にお味噌汁がよかった。。。。
デザートで終了。
せかされることもなくゆっくりできたので、私たち、個室をでてみたら
最後だったみたい。
夕飯はそこそこ満足。何よりも大根抜きの対応をしてくれたことで、気持ちが持ち返しました!
さて、朝食。。。。。
まぁ、事前に知ってはいたんですけど、大会場でのビュッフェです。
一泊3万円台でビュッフェ。。。まぁビュッフェの内容によりますよね。
和洋品数は豊富。一番、声出ししているのは、丼のブースのスタッフ。
これがウリなんですね。
鰻茶漬けや海鮮のっけ丼が作れます。
バラ海鮮をのっけて、しらすや明太子もあるのでのっけて好きな海鮮丼をアレンジ。
これは嬉しかったし美味しかった。
せっかくなので、小さめの茶わんで、海鮮丼一杯と、鰻茶漬けを一杯ずつ頂きました。
ただ、、、、、
温かい作り立てメニューが一切なく、すべて作り置き。
卵料理や、肉料理のクッキングスペースはない。
となると、ビジネスホテルの最高峰ドーミーインプレミアムの朝食の方がレベル高いのでは???
なんだかなぁ。。。。
そして、朝食会場で働いているスタッフは、昨日のフロントやお部屋案内をしてくれたスタッフたち。
うーん、相当人手不足なのでは。
大規模の室数、価格、スタッフの数のバランスが悪い。
アレルギー対応できないのも、朝食が作り置きビュッフェになるのも、大浴場にタオルが一枚もない状態になるのも
全て人手不足だからなんでしょう。
チェックインの時にLOVOTOを「正社員でワンオペで頑張っています」というのは激務のスタッフの心の声なんでしょうね。
色々ともやもやするお宿でした。
再訪はないかなあ。
このころはお腹が一杯。。。