遅めのランチをいただいて、お宿へ。
ここからはお宿辛口評価になります。(一休に同様のコメントいれたけど、辛口すぎるのか掲載されず)
宿は「黄金の湯」と「白銀の湯」の両方を堪能でき、かけ流しのお湯を楽しめるお宿を検索。
一休で評価が高くて、予約ができたのが「福一」
石段街の上部に位置しており、場所も観光によさそう。
先輩とは久しぶりの旅行なので、せっかくならとスタンダードな千寿館ではなく、
上質な和の空間と書かれた万葉館のちょっと豪華な和洋室のお部屋を予約。
寝室はベットの洋室。そこに広い和室と広縁のついたお部屋で、一泊一人3万円弱。
こちらが一休の写真。 上質そうですよね。。。
お宿の入り口は石段街の上の方のすぐ横に発見。
ただ、この入り口は裏口的な場所で、フロントは千寿館を横ぎり、エスカレーターで移動し
万葉館に移動した逆サイドにあります。
思った以上に大型温泉ホテル。フロントはシャンデリアの感じと絨毯の感じが昭和を感じます。
すぐにスタッフがよってきて、ソファに移動。
男性スタッフが丁寧に笑顔で対応してくれます。
チェックインを待つ間に
フロントの奥にあるフリーコーナーへ。
ドリンク(コーヒーなど)とお菓子が何種類もおかれています。
せっかくなので、お菓子をひととおりとって、ソファに戻る。
ここまではそんなに悪くなかった。。。。
ソファに戻ってチェックイン。担当してくれたのは女性スタッフ。
スムーズに簡潔に終え、
最後に私が
「あの。アレルギーではないのですが、大根がどうしても食べれなくて、配慮していただけないでしょうか」
とお願いすると
「できません。」
え?????まさかの返答。
確かに一休で予約したときに「アレルギー食材の対応はしておりません」と書かれてましたが、
命にかかわるアレルギー対応を一切してないということはないだろうし、アレルギーではなくとも
3万円払うお宿なので、どうしても苦手な食材の対応を少しは考えてくれるものだと思ってました。
が、とにかくけんもほろろとはこのこと。「できません」
「大根おろしなどお皿から外せるものだけでも外すとかできませんか」
「いたしません!」
大門未知子か!!!
この対応は正直驚きました。今まである程度のちゃんとしたお宿で全く対応してくれなかったのは初めて。
形だけでも「対応は難しいかと思いますが、伝えておきます」ぐらい言って欲しかった。。。
すごーくいやーな気分になったチェックイン。
横でチェックインしてた男性はやたらこの宿が気に入ったのか「加賀屋さんと似てますね。」なんてとんでもない誉め言葉。
いや、加賀屋とここではレベルが違い過ぎですよ。加賀屋に失礼!!!!
まず加賀屋のおもてなし精神、スタッフ一人一人の質の高さは全く別物です。
フロントの豪華さも比較にならないですよ。この男性、本当に加賀屋にいったことがあるのか???
お部屋への案内係は別の女性スタッフがしてくれました。
ロビーには、LOVOTが一台。子犬のように愛嬌を振りまいている。
スタッフが「正社員のこむぎちゃんです。ワンオペで頑張っています。」
と紹介。正社員???ワンオペ?なぞの紹介だ。。。
お部屋はなんだか豪華というよりがらーんと広々してます。確かに写真をきれいにとれば、あーなるでしょうが。
お部屋係の案内で入口付近にある扉をあけると異常にでかい冷蔵庫(4人家族用の冷蔵庫)が登場。
中はからっぽ。
そして、押し入れには布団があるとのこと。
「このお部屋はご家族で泊まれる方が多いので、布団と、大きな冷蔵庫を用意してあります」
とのこと。。。
なるほど、、、ここで気づきました。
私は完全に誤解してました。
「広くて豪華なワンラク上のお部屋」を予約したつもりでしたが、
「ファミリー向けの大部屋」だったんです、、、、、、
広縁のソファは年期が入って傷んでいるのがわかります。
お風呂はみちゃいけなかった。。。信じられないぐらい一般家庭のかなり古めな暗い風呂。
最近の家庭の風呂はもっときれい。これは、30年前の家庭のお風呂です。。。
そして、お部屋には茶菓子がおかれてない!
フロントから自分でもってくるセルフサービスなんですね。。。。。う~ん、、、
せめて、チェックインの時に部屋にはないから、お菓子バーから好きなだけ持っていくように
前向きに説明してくれたらよかったのに。
わざわざ、またフロントまでいって、取りに行きました。
せっかくの先輩との久しぶりの旅行なので、この辺はもうすべて気づかないフリです。
お部屋、あとで写真を一枚も撮ってないことに気づきました。
テンションダダ下がりで撮る気が起きなかったんですね。。。
ちなみに、ベッドは広くて清潔で寝心地がよくてよかったのですが、寝室の窓が障子になっており
朝から外の陽の光がお部屋に差し込みます。暗闇で寝たい人には残念。
お部屋をあとに、早速大浴場へ。
大浴場は広々していてとても気持ち良かったです。
特に福の湯がよかったです。福の湯は初日が女性用になってたので、明るい時間の夕飯前と
暗くなってからの寝る前にいきました。サウナも堪能。
ホテルのHPより。 これは写真通りでしたね。
ドレッサーの数がとても多く、待たさせることなく、ゆっくり身支度できるのもよかったし、
ドライヤーがブースによって種類が違うので色々試せるのもよかった。
Refaのドライヤー、よかったです。
朝は一の湯へ。
とても残念なことに、まさかの体を洗う用のハンドタオルが一枚もない!!!
バスタオルはちゃんとあるんですが。
ハンドタオルがないって、どんな管理?????
そうなると、床に落ちた髪の毛が気になる。。。清掃管理もいまいちなのでは。
翌日の朝まで???な出来事が積み重なるとは!!!
でもって、温泉について、途中で思い出したのですが、、、
そういえば、10年以上前ですが、源泉を分けてもらう権利でもめた温泉街が話題に。
しかも水道水を温泉と偽造している宿があった事件、
あれは伊香保でした。。。
黄金の湯の源泉は一部の宿にしか権利がなく、権利がない宿は権利者からお金を払って
一定量譲ってもらっているとのこと。
調べてみると、権利者に「福一」は入っていなかった。
つまり福一は権利者から一定量を譲ってもらっている温泉。
「かけ流し」表記で安心してましたが、よくみると「源泉かけ流し」ではなく「かけ流し循環式」だったことに
後で気づきました。。。。。。。
大失敗です。
まぁ、源泉かけ流しは公共露天風呂で堪能したので、伊香保温泉をちゃんと楽しんではいますが。
お湯を楽しみたくて温泉にいくなら、もっと調べてお宿はとるべきでしたね。。。
岸権旅館とかがおすすめです。黄金の湯しか楽しめないということで選ばなかったんですが、
白銀の湯は、黄金の湯の権利をもたない宿の苦肉の策で最近掘り当てた源泉で、井戸水と大差ないかも。
私も結局、福一でも黄金の湯に9割漬かってました。本能的に黄金の湯が気持ちよかったので。
食事については後ほど。