三軒茶屋にいくつかお寿司屋さんがあるが、回転じゃないお店でここぞというお店があまりない中、7年ぐらい前にかんてらというお寿司屋さんができた。

ここは、綺麗なカウンターで大将が握ってくれる高級感のあるお寿司屋さん。

オープン当初は五千円とか七千円でコースがあったので何回か行った。

それがコロナを経て、コースが15000円超えとやや地元のお寿司としては割高感を感じる価格になり足が遠のいてました。

それが、この値上がりご時世の中、なんと、コース一万円に値下げするとのこと。

すご〜く久しぶりに行ってみました。

日曜日の六時予約。
お店は、三角地帯の一角。
並びのごしきも貝介も、かんてらと同じ系列でとても美味しい。




お客さんは私たちだけ。大将が温かく迎えてくれて居心地はいい。

雰囲気も素敵。


さて、お寿司に合わせるお酒。

せっかくなら日本酒飲もうかな。でもメニューには特に飲みたいお酒がないなぁ。

大将に好みを聞かれ、

すっきりして口に残らないキレのいいタイプ。

と答えると、奥に醸し人九平次があるとのこと。

大好きなお酒です。

お値段もそんなに高くなかったので、今回は九平次を合わせることに。


まず最初に出てきたのは中落ちの海苔巻き。

系列のごしきも確か最初はこのメニュー。

マグロの仕入れに自信があるんです。

美味しい。


かつおのお刺身


シャリ玉。

お米はササニシキとのこと。

確かササニシキは病気に弱く、今やコシヒカリにとって変わられほとんど生産してないはず。

どうしてササニシキを?と聞くと、お寿司には今時のもちもち甘いお米よりさっぱりしたササニシキが合うという信念で、生産者から直接仕入れているそうです。

美味しい。


ひらめ。脂が乗ってる


青海苔あんがかかった茶碗蒸しはチーズ入り。


鯛。なんとか鯛、名前忘れたけど小形の鯛だそうです。


鯵。


白子ポン酢


こはだ。小肌が美味しいと感じる歳になりました。


赤貝。これ、美味しかったな。


甘エビ。三本重ね。甘み濃厚。


かっぱ巻き!これ、大好物。

細ーく切った胡瓜の食感、ごまや塩昆布の味付けが最高。

わたし、かっぱ巻きが大好きで、ここにお店の個性が出ると信じてる。

かっぱ巻きにこだわってるお店は好感が持てる。


あん肝と自家製奈良漬。

驚いたのが、奈良漬け。臭くて食べることができなかった奈良漬けを初めて食べました。

全く臭くなくて爽やかで美味しい。


まぐろ、赤みと中トロを二つの土地から。

赤み、すぐ食べてしまって写真を撮るのを忘れた!

中トロ。マグロは絶対的自信により美味しい。


ザーサイでお口直し。


マグロといくらのちらし寿司。これ、本当に美味しかった。


カラスミを軽く炙ったやつ。お酒が進む。


あなご。いい仕事。


ぎょく。


おつけもののかぶ。


シジミのお味噌汁。


コースは以上!満腹だけど、一応大将にコースになくておすすめのネタがあるかきいたら、アオリイカがあると。

イカ大好きなので頼みました。


コースの締めはデザート。苺大福。


食べ終わる頃には満席に。

一万円のコースとして、大満足です。

また機会があったら来たいなぁ。