今年ももう終わりますね。
一年前のことを思い返すと、よくこんな平穏な年末を迎えられたなとしみじみ思う。
昨年12月に父が黄疸が出て入院。
母と手分けして病院にお見舞いに行く日々。
年末に検査結果がでて、十二指腸乳頭がんが発覚。
年始の手術が決まり、いったん退院。
4年ぶりの海外ダイビングをキャンセルして年末年始を実家で過ごす。
母がストレスで体調を崩し寝込み、なんとか明るいお正月をと思ったけど、飛行機事故に能登地震
ととんでもない事件が起こり、お正月は散々。
正月3日に再び入院。一週間後に12時間の大手術。
85歳の高齢の父が、胆嚢、十二指腸、膵臓の半分、胃の半分をとる大手術を無事に終えた。
手術の日の先生からの終了の電話を待つあの緊張の時間、、、心配で心配で、気が狂いそうな時間
そして、初めてのICUへのお見舞い。思いのほか、いや、思っていた100倍も元気な父の姿に
ほっとして、病室でみんなで笑ってしまったあの日。
そこから、体にたくさんついた管を少しずつはずして、落ちた筋力をとりもどすために少しずつ歩くことから
はじめ、流動食からおかゆへと2か月の病院リハビリ。
10キロ以上痩せてしまった父。病院内の廊下をゆっくりとぼとぼ歩く父。
本当に普通の生活に戻れるのか、、、
そんな心配をしながら、3月に退院。
そこから、ゆっくりゆっくり体力をつけ、普通にご飯も食べれるようになり、
夏にイギリスから姉家族がきたことで、無理やり頑張って孫をレストランに連れて行ったり、
外にでることを重ね。。。
12月はついに大学の同期、85を過ぎた高齢者だけで熱海旅行にも行ってきた。
気づけば、一度も体調を崩さなかった!!!
胆管炎になって、高熱がでて入院を繰り返すこともあると聞いていたのに、全くなかった!!
いやぁ、父、すごいです。
で、先週は検査入院。一年ぶりに入院病棟に行ってきました。
大腸と胃のカメラ検査です。
大腸に小さなポリープはあったようですが、切除してただ今検査中。
検査結果は数日後。
少しドキドキしますが、とにかくこの1年、こうして過ごせたことに感謝。
そんな感慨にふけりながら、父の検査入院の付き添いを終え、渋谷でひとりスープカレー
札幌でお気に入りのSUAGEが渋谷にあるので。