今回のダイビング、バディが50肩で左腕が上がらず。
初日のチェックダイブはなんとか無事に終わったが、2日目にオガンにでてみたら、ボートに1人で戻れない。他のお客さんやガイドさんに引っ張り上げられる状態に。時間がかかり、海面に浮上していた他のチームの皆さんを待たせることに、、、
 
オガンは事故が多いので規制を厳しくしてるので、3日目以降はバディはオガン行きがNGになりました。
こういうことがきちんと判断できるショップは信頼できます。
ダイビングは一歩間違えれば命の危険があるので。
 
ということで、3日目、4日目はバディは、近場を攻める船に、私はドリフト狙いの船に分かれることに。
 
2日目、海況もよくオガンへ。ダイビングのチーム分け発表。
なんかクセつよ風貌のおじさんと、私の2人だけのチーム。ガイドはウミウシ好きなじゅんぺい。
2人に対してガイド1人って贅沢すぎる!と喜んでたんですが、、、
これが大きな間違いでした。
 
一本目、潜行するとやや流れがあり、必死に泳いでなんとか棚にたどり着いて、マグロ探しへ。
 
なかなかマグロいないなぁと思ったら2〜30ひきの群れが!
マグロ方向に行くと、マグロは棚のすぐきわに。
同じ船のガイドみなみちゃんのチームが棚に捕まってマグロを見てる。
 
10メートルほど先なので早く私もあっちに行きたい!
が、ガイドのじゅんぺいは棚の内側で動かずに周りを見ている。
なんで?マグロに近寄りたいんだけど。
アピール気味にガイドをみていると、ガイドがおじさんに残圧を聞いている。
おじさんの返事は70!!!
 
は?????
 
まだ潜行して15分なんですけど。
どーいうこと???
 
しばらく考えたあと、ガイドが、おじさんにここで待っているようにと指示。
そして、私を連れて、みなみちゃんのところへ。
ほぼ同時に潜行していることもあり、みなみちゃんに私をこちらのチームに入れてもらうようにお願いを。
よかった。みなみちゃんチームが同じ場所にいなかったら、おじさんと一緒にエグジットするはめになってた。
 
ただ、、、、すでにこの時にはマグロは深度を深め、遠くへ。。。
結局、絶好のイソマグロとの遭遇のチャンスを目の前で逃しました。。。
 
えーん、、、、
もうおじさんとダイビングするの嫌だなぁと思ったけど、この日は結局3本ともこのチーム編成。
ただ、おじさんはどうやら潜行時にばたついていたらしく、じゅんぺいが色々アドバイスをした結果、
エアが異常に早くなくなることはなかった。。。
 
そんなこんなで、3日目はぱっとしない一日に。
バディの近場船はマンタポイントにいって、マンタが3枚ほど一気に出たらしく楽しかったようです。
 
そして、最終日。
おじさんは帰ったのか、船にいなかった!よかった。
おじさん以外のメンバーで、ガイドはまたじゅんぺい。
 
この日は海況が悪く、いったん南西にいくけど、オガンには行かず。
2本目、3本目は昨年大当たりのトカキンへ。
 
これが、楽しかったです!

まず、今年のGWではまだ出会ってないギンガメの群れ。 あ、いる!

 

小隊ではありましたが、ギンガメちゃんに会えました。

近づくと、すーっと距離をとるギンガメちゃん。戯れることはできませんでしたが、、、

 

そして、バラクーダを探して泳いでいると、、、

ガイドのjunさんのチームとすれ違う。

じゅんぺいがjunさんと情報交換。

かなり向こうにバラクーダがいるとの情報をゲットして、ひたすら泳ぎます。

 

何もないところをぐんぐん泳ぐ。

じゅんぺい、後ろを振り返らずずんずん進む。

おーい!じゅんぺい。後ろちゃんとついてきているかチェックしなさーい!

まぁ、みなさんちゃんと泳げる方々なので、疲れてはいるけど、なんとかついていく。

 

疲れたなぁ、、、このまま疲れただけで終わるかかなと思ったら、

向こうの方に魚影が!!!

 

居ました。バラクーダ。

疲れ切ったところでの登場ですが、アドレナリンでフィンキック復活!

じゅんぺいはバラクーダの先に回り込んで、遠くにいかないようにブロック。えらい!

 

 

 

そんなに大きな規模ではないけど、ほかのチームもいないので、

堪能できました。

横から、下からと大いに楽しむ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

安全停止の時も目の前にバラクーダ。

とっても楽しいダイビングで今年のGWは締めくくりました。

 

ちなみに、オガンといえば、昨年の夏に事故があり1名亡くなり、1名いまだに行方不明。

この事故で、世の中にオガンは危ない、ドリフトダイビングは危険

という認識がされてしまいました。

 

ただ、この事故、事故を起こしたショップが、お客様4-5名とガイド1名で潜り、

2名がエア切れを起こしたので、2名をお客さんだけで先に浮上させ、ガイドは残りのお客さんと

残り数分、ダイビングを楽しんでエグジットしたとのこと。

 

はぐれたとかではなく、お客さんをエア切れで単独でエグジットさせるなんて聞いたことがない!!

結果、この2名が行方不明になるという事故です。

 

とんでもないガイドをした結果の事故であり、このせいでオガンは危ない(危ないですが)、

ドリフトダイビングは危ない(危ないですが)の極端に悪いイメージが広まり、ダイビング業界は大打撃です。

本当にいい加減にしてほしい。

でも事故を起こした当初、どこのショップか発表されず、、、発表してよって思いましたが。

結果、あまりに悪質なので、行政処分が3月に降りて2週間業務停止。

その結果ショップ名が公開されました。(ホットマングローブ)

このGWは業務停止が終わったので、再開しており、ホットマングローブの船を見かけました。

あれだけの事故をおこして、こんな風にしらっと業務再開していいのか?

 

聞くところによると、前々から色々問題が多かったらしく、今回の件で西表島のダイビング組合からは

除名されたとのこと。

 

でも、こんな裏話、ある程度ダイビング歴がある人しか知りえない情報。

ちゃんとしたガイドが必要な初心者や初西表島の人が、何も知らずにあのショップを使うことに

なりかねないと思うと、ぞっとします。。。。

 

ダイビングは人間の力も想定も及ばない大自然、海におじゃまするアクティビティ。

危険なのは間違いない。だからこそ、謙虚に海にはのぞまないとね。。。