大病を患った父、なかなかブログを書く気が起きないけど、備忘録として。


1月3日に入院して、手術は1月10日。

糖尿病なので、手術までに体調管理をしないといけないので、一週間前から入院です。


手術のあとは退院まで40〜50日かかる、体重も10キロ近く落ちますと言われているので、手術前に筋力と体力は落とさないようにしないと、、、


入院しちゃうとベッドでゴロゴロしがちなので、お見舞いに行って散歩に付き合いなるべく運動をするように促した。


そして迎えた手術日。

お腹の中で一番大きな手術、

膵頭十二指腸切除を行います。

手術時間は10時間から12時間。


こんな大手術を85歳の高齢者が受けるなんて。

心配です。


でも、手術できる段階での発見と、手術に耐えられる体力があることが、まず幸運。


ならば手術しようと父が決心した。


手術日は、病院の廊下の長椅子に座って待っているものだと思ってましたが、コロナ以降今時は長い手術の間、病院にいてもやることもできることもないので、立ち合いはしてないとのこと。


手術が終わったら先生から電話で連絡が来るとのこと。


母が精神的に限界気味なので、電話の相手先を私にしようかと思ったけど、それはそれで、除け者にされたと拗ねるので、実家に電話をもらうことにして、私は会社帰りに実家へ行き、一緒に電話を待つことに。


朝9時から始まり、終わるのは夜の7時くらいから

10時くらいの間になるとのこと。


朝9時過ぎにそろそろ麻酔かけてるのかなぁと思いながら会社で過ごす。

昼間に時間ができたので、じっとしていられず、会社のそばのパワースポットとして有名な小網神社へ参拝に。

病気平癒のお守りを買って、少しだけ早退。


とても夕飯を作る気にはならないので、母と私のお弁当を購入。

ちょっといいお弁当で、少しでも無い食欲を促そう。


実家に帰ると案の定、どんより、、、


7時前に夕飯を取ろうと母とお弁当を食べるが、機械的に食べてるだけ。味を感じない、、、


ご飯を食べ、電話を待つ。

8時になっても電話はない。


8時半になっても電話はない。


受話器が外れてないから確認。


9時になってしまった、、、


7時から10時の間と言ってたので、想定内なのにもう耐えられない、、、


耐えられなくてもうどうしていいのか、、、

こっちが死んじゃいそう、、、


というギリギリのところで9時15分ごろに電話が鳴った。


先生から、

今終わりました。想定通りです。特にお伝えすることもおきてません。

と落ち着い口調で報告が。


ぼーっとした状態だけど、麻酔からも目を覚ましたとのこと。


とにかくほっとして、ただただ12時間の手術が無事に終わったこと、ドラマとかでよくある開けてみたら手の施しようがなかった、なんてこともなかったことに感謝。


その後は、親族に手術が終わった旨を報告。


そして翌日、昼間に会社を抜けてICUにいる父をお見舞いに。