冬季五輪は夏季ほど盛り上がりにくいですが、
注目はスキージャンプにスノボのハーフパイプ
そして、フィギュア。
今回は女子はロシア勢が強すぎてメダル争いには入れないだろう。
アイスダンスはもし高橋大輔のカナダイペアが選出されてれば、何かが起こるかもという期待が持てたけど、選ばれず、、、
案の定、団体戦ではシングルも頑張り、ペアもまさかの頑張りでメダルを取れたが、アイスダンスだけは足を引っ張ってた、、、
が、団体で思いもやらない伏兵、鍵山が急成長をみせた。
ちゃんと彼の演技を見たことがなかったけど、とにかくジャンプがクリアで綺麗。
まさか新しい金の卵が育っていたとは!
で、見所は男子シングル。
羽生結弦の3連覇がかかっているが、正直今の状態で金は難しいだろう。唯一可能性があるのは完璧な演技をショート、フリーと揃えた上でのクワットアクセル成功。
そんなことができれば、前人未到の3連覇がついてくるだろう。
なので、私の注目はとにかく羽生結弦がクワットアクセルを成功、または着氷できるか。
そして迎えた男子シングル。
平日の昼にやっていたのでライブでは見れず、ニュースが目に入ってきた。
羽生、4回転が一回転に、、、
えっ?
氷上の穴にジャンプ時にはまってしまったらしい。
結果8位。
ショートでまるまるひとつのジャンプの点数が消滅したのに8位ってスゴイんだけど、絶好調のネイサン チェンとは、20点差、、、
もう金は無理ですね。
でも誰もやろうとしたことのないクワッドアクセルの挑戦が彼には残されている!
ソチ五輪の浅田真央を思い出した。
あの時はもっとヤバかった。
金が取りたくて取りたくて、
周りも金への期待が異常なほど。
そして、プレッシャーに負けた浅田真央。
ショートで、全てのジャンプを失敗して16位。
その精神状態はどんなことだっただろうか。
私ならリンクにもう戻れない。逃げたい。無理矢理リンクに上がる浅田真央を見ることはできない。辛すぎる。
でも、彼女は本物のアスリート。16位の失意、ショック。そして思うように飛べないスランプの中から這い上がってきた。
気丈にフリーに登場し、金への思いもプレッシャーからも解放され、ただ必死に出せるものを全て出し、本当に滑りたかった滑りを演じた。
あの忘れられないラフマニノフのフリー。
ひさしぶりにYouTubeで見ました。
10年近くぶりに見たのに涙です。
トリプルアクセルを含む8個のトリプルジャンプを着氷したことはもちろん、演技自体が神がかってた。
浅田真央の滑り終えた後、天を仰いで泣いたあの顔が忘れられない、、、
羽生結弦も、ショートを失敗したことで、むしろプレッシャーから解き放たれて思い切りよくフリーにのぞめるかも。
クワットアクセル、奇跡が起こるかも、、、
そんな期待が膨らむ。
雪のため在宅にしたこともあり、オンタイムでテレビでみました。
クワッドアクセルはフリー冒頭です。
飛び上がった瞬間、思い切りもよく角度もよく、いけるか?っと思ったけど、、、
片足で降りた瞬間、倒れてしまいました。
そして、アクセルの次のクワッドも失敗。
その後はいつもの素晴らしい滑りでしたが、彼の挑戦はすでに終了している、
滑り終わった瞬間の表情は
羽生結弦のこんな表情は見たことない。
悔しさとも違う
今まで彼を高みへと誘ってきた闘志が全て消え去って抜け殻となっている。
あー、、、きっと引退しちゃうんだろうな。
それでもオリンピックでクワッドアクセルにチャレンジして、クワッドアクセルと認定された。
スゴイ挑戦。
私たちを4年間ワクワクさせてくれた。
感謝です。
演技後のインタビューを夜になってみました。
泣いてました。
同じ人間とは思えない強くてチャレンジャーな王者羽生結弦、人間に戻りました。
期待以上の結果を残し続けている羽生結弦はこの先どうなっちゃうんだろうってむしろ心配してたので、
ちょっとほっとしました。
やっぱりたくさん背負って辛かったのね。
ありがとうね。
それにしてもネイサンチェンはすごい点数を出して悲願の金なのに、なんか注目度が低くて可哀想。でも彼はすごーく人間性がいいのか頭がいいからなのか、羽生結弦へのリスペクトを言い続けている。ゆずファンちょっと異常で、怖いものね。
そして銀は期待の新星、鍵山、銅は宇野、4位が羽生結弦
日本が2位3位4位って、これはこれですごいなぁ、
日本男子黄金期