今日は東日本大震災から10年目の3月11日。
テレビでは音楽の日で、ファンモンが8年ぶりの再結成。一夜限りです。
歌うは あとひとつ
震災から2年、2013年に楽天が日本一になった時、マー君がマウンドに立ち、この曲が流れた。
それを青森旅行でお宿で友人と涙しながらみた。
震災の日のことは今でも色々と思い出す。
生まれて初めて自ら机の下に身を隠すほどの揺れ。
その後、家族、同僚の安否確認。
つながらない電話、、、
テレビに流れる津波の映像。仙台空港があっという間に水に浸り、街中を逃げる車の後ろに迫る津波の映像。なんだか現実に思えない。
会社に泊まる覚悟をしてたら、近くに住む同僚が家においでと言ってくれ、寒空の夜の帳の下、豊洲に向かって歩いた。
泊まらせてもらった同僚は旦那さんが東北出張中で東京に帰れず立ち往生。
夜中の余震、高層マンションがグワングワンと揺れる。何度もなる緊急地震速報、、
その後の原発不安。電力不足で街は暗くなり、人々の表情も暗くなり。
スーパームーンを見上げて気を紛らわしたり。
6月の仙台出張で立ち寄った津波被害エリアの広がる荒涼とした景色と風と異臭、無力感、、、
そして、一昨年行った岩手の南三陸。
巨大な防潮堤で町から海を遮る異様な景色。
そして、10年目のこの日をまさかコロナ禍のこの状態で迎えてるとは。
人の力ではどうしようもできないことがこんなに起こるなんて。
それでも人は生きていく。