今日は観劇!
何かついでに見てた演劇案内で岡田将生と黒木華のハムレットを発見。
ナイーブなハムレットを岡田君が、そしてオフぃーリアを黒木華がってめっちゃ面白そうじゃない!
で、チケットを検索したらS席はなくA席を確保。
行ってきました。
ただし、本日はヨットクルージングのお誘いもあり、朝早くからの活動のダブルヘッダー。
開演ギリギリに渋谷のオーチャードホールへ駆け込む。
始まりました。
題材はシェークスピアのハムレット。
当然暗く陰鬱なお話なので照明も暗い。
疲れも溜まって一部は、かなりやばかった、、、
特に前国王役、亡霊でてできて色々ハムレットに告げるというのが重要なんだけど、、、
滑舌が悪くて聞き取れない!
富岡弘さんった舞台役者だよね、、、
うーん、声のトーンが合わなかったのか
とにかくきつい、、、
正直、乗っ取り国王クローディアスの福井貴一さんもちょっと苦手な感じ。
ハムレットを見るのも初めてで話の筋を大まかにしか知らなかったので、名前もわからない、関係性もわからない、だからセリフが重要になる一部はきつかった。
アイスコーヒーを飲んで目覚まし。
ストーリーと役名も頭に入れて、、
さて、二幕目。
いよいよ話は佳境に入り断然面白くなりました。
まず、王妃役の松雪さん、彼女の演技はっきりしててわかりやすくていい。声も通るし、劇団☆新感線でみた時から意外に舞台向きだと実感。
そして、オフィーリアがいよいよ壊れ出し、黒木華全開!
危うくなった女性が、オフィーリアがばっちり乗り移ってて、黒木華のオフィーリア、楽しみにしてた期待以上!
溺れて死んでしまうシーンそのものはなかったのが残念。
歌を口ずさみ、おかしくなってしまったオフィーリアの姿ですミレーの絵を思い浮かべてたので是非見たかった、、、
そして、ハムレットの岡田将生。
狂気を演じ、ナイーブで父を殺した乗っ取り王を許せないのはもちろん、大好きな母が女として不貞を働くことにショックを受けて、それでも母を拒絶できない、、、
そして、清らかさをオフィーリアに求め、巻き込みたくないゆえに邪険にでも癒されたい
そんな中でも男としての復讐を決意する
かなり内面複雑なナイーブなハムレットを岡田君がきっちり演じてました。
声も聞きやすい!
とにかく、岡田将生、黒木華、松雪泰子が良かった!
ちなみに二部はハムレットと決闘をするレアーティーズに劇団EXILEの青柳翔が抜擢。
残念ながら今ひとつな演技力。
ただ、決闘シーンは見応えありました。
それから出番は少しでしたが、ノルウェーから責めてくる王子フォーティンプラスに村上虹郎でしたが、こちらも微妙。
独特の空気感をもつ村上虹郎が舞台でどう化けるか楽しみにしてましたが、まだまだ舞台の名前空気感を活かせるほどの力はなく、、、
文句半分満足半分の舞台でした。