オーバーツーリズム状態の京都。ご飯は基本的に事前予約で確保!
2日目の昼はMちゃんが歴女ということもあり、歴史ネタで見つけたお店
幾松へ。
途中、こんな素敵な町家風のブルーボトルコーヒーが。

幾松は鴨川沿いにあります。
幕末の動乱期に長州藩が隠れ家としたお屋敷。

桂小五郎と後の松子夫人である幾松の逸話のある料亭です。

明治風のレンガ造りの建物

その横にある路地が入り口。


このたぬき、、、、

またたぬき、、、

入り口はこんな感じ。お屋敷の玄関が入り口です。

中はまさに料亭!
鯉が泳ぐ池がある風情のある坪庭を廊下を歩きながら眺める。

小さな橋を渡り通されたお部屋は、、、



まさかの大広間!

このお部屋の真ん中に二人の席が用意されてます、
贅沢すぎる空間使い!!

後ろの土壁には松の形の障子の飾り窓。入り口の障子は座った目線の高さがガラスになり、先ほどのお庭が見える。

素晴らしい作りのお部屋。

しばらくすると案内の人に呼ばれ、歴史のお部屋へ。

幕末から保存されて来たお部屋は、私たちの隣の部屋になります。

鴨川沿いのお部屋は明治から大事にそのまま保存されてきた有形文化財のお部屋。

このお部屋で幾松と桂のお話を聞きます。

木屋町は、鴨川を整え、材木を運ぶ川として高瀬川が作られたことで材木屋さんが立ち並んでたことから名付けられたとのこと。

その材木屋は鬱蒼とした河原の鴨川を背にしており、まさに隠れ家にうってつけ。

長州藩がその1つを隠れ家にした、そのお屋敷がこちらです。

京都には新撰組が目を光らせ、桂をはじめとする長州藩士たちは命を狙われていた。
そんな緊張感の中、この隠れ家で倒幕についての密談、会合がされた場所。
 
なので、このお屋敷、隠し扉と鴨川の河原に抜けられる地下通路があったとのこと。
また、部屋に新撰組が斬り込んで来た時に一矢報いるため、天井が落ちるような仕掛けになってたとのこと。

そんな仕掛けは今は無くなっているけど、桂小五郎が亡くなった後、松子夫人が住んだ家、遺言でこの部屋は大事に保管され続けて来たとのこと。

そんなお部屋歴史の話をお店の主人から聞く。

なかなか聞き応えのある。

近藤勇を前に桂小五郎を隠したという長持ちもありました。


ランチはお弁当。
温かいお魚の揚げ物や、お味噌汁も出ます。





なによりも、幕末話が面白かった!