芝浦からの帰り道、渋谷を通る。

三つ目の予定の美術展は、渋谷の文化村。

美術展はもうすぐ終了。実は先日楽しみにしてた若冲展に行きそびれたこともあり、今回は見逃したくない!

疲れてましたが行ってきました。

着いてみるとかなり混んでいるみたい。
18時を過ぎれば空いてきそうだったので、疲れた体をお茶して休憩。

元気復活!いざ美術展へ。
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そもそも、浮世絵って実はアニメや漫画に通じるものがあるんだって面白さを知ったのが
歌川国芳!

国貞はよく知らない。。。
国芳見たさで行ったけど、同時代の二人の絵を見比べるのは楽しいし!

江戸時代とは思えないドラマチックな絵を描く国芳。
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このセンス、200年前に生まれた国芳、江戸時代のもの!すごい、、、

今回一番面白かったのが、こちら。
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天保の改革で浮世絵が禁止になった時のもの。
この落書き感、、

おいおい、浮世絵禁止なんてやってられるかいっ!てやんでえ、

そんな声が聞こえてきそう。

江戸っ子国芳のなせる技。

そして、猫好き国芳が真ん中に書いたネコの落書き、、
ニャロメ??
赤塚不二夫先生ですか?

とにかく楽しい国芳です。

さて、国貞。
こちらは人物の描写が見応えある。

歌舞伎役者のブロマイドの数々、
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この女形は、特徴的な目がまさに役者さんの個性らしい。

美人画は、着物の柄が繊細に描かれてるので、当時の文化がみえる。
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帯は異国風の柄、
粋なおしゃれ、、、

同じ浮世絵でもこんなに違うんだなんて。

そして、ボストン美術館の保存状態のいいこと!
すべての浮世絵が活き活きとした色彩をはなってました。

見終わる頃には泣きそうなぐらい足が疲れて痛かったけど、行ってよかった。
見逃してはならない美術展でした!