二日目は11時チェックアウトギリギリまでゆっくりして出発。

那須の観光って?と調べた中に
藤城誠治美術館
を発見。

しかもお宿の直ぐそば。

藤城誠治の影絵は子供の時の思い出。
なんとも不思議で哀愁が漂いちょっと怖い感じのする世界観が好きだった。

せっかくなので、行ってみました。

森の中にある美術館。
館までの道のりは影絵から飛び出たキャラクターが案内してくれます。
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途中にチャペルが。
レンガとステンドグラスのこじんまりしたチャペル。
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正面のステンドグラスは
ノアの箱舟
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藤城さんの世界観で書かれたノアの箱舟、可愛い!

横のステンドグラスには人魚姫
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いきなり紙の絵本では味わえない光と影の
影絵の世界が広がり堪能!

教会を過ぎると美術館の入り口が。
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藤城さん、猫好きだものね。

館内は時系列に展示されている。

藤城さんの生い立ち。
猫との出会いの物語。

慶応出身でそれを、誇りに思ってるぼく。
生い立ちを「ぼく」で語る藤城さんが愛らしい。

美術系を出てないけど、アートの世界へ。

戦争が終わり何もない時代に光を灯したくて絵の世界に入った藤城さん。

影絵と出会い、
最初は白黒の影絵。

暮らしの手帖という雑誌の編集長と出会って影絵が進化していく。

私が藤城さんの絵に出会ったのはまさに
暮らしの手帖

母が購読していたこの雑誌の藤城さんの影絵付きの物語コーナー
「お母さんが読んで聞かせるお話し」を楽しみにしてた。

懐かしい!
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私の記憶からどんどん影絵がカラフルに。
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私が知っているのは80年代前半まで。
でもそれから35年、藤城さんの絵はすごい進化をとげてました。

どんどん細かな影絵となり、カラーにもニュアンスやグラデーションが。
光を使うことでの奥行も生まれ、、、
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御歳90歳を超えてもなお気力は尽きず。

そして、
東日本大震災の時は被災地に足を運びその目で見て描く。
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自然の力に目を背けず、この現実を描きながら、打ちひしがれてもまた立ち上がる人間の強さ、そして復興への祈りのこもった影絵は、思わず立ち止まらずにはいられない凄み。

最後は藤城さんの思いがいっぱい詰まった大作が二つ。
絵の下には水が張ってあり、水面に映る効果がすてき。
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大満足の美術館。
たっぷり2時間ぐらい滞在してました。

お土産もたっぷり購入。
どこに、飾ろうかな。

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