最終日は神戸観光。
私は神戸は全然わからないので父親主導の一日。
かなり急な坂道を下り、途中上りとのすれ違いが楽しい。
三ノ宮へ阪急電車で移動。
ワインレッドの車体。木目調の車内、緑の椅子。なんだかとってもオシャレな電車。
三ノ宮からは北野をぶらぶら。
途中、とても素敵な喫茶店を発見。
にしむら珈琲店
甘過ぎず、クリーミーでとにかく食べたことがないケーキ。
コーヒーも香りがしっかりしてるのに苦味がなく美味しい。
にしむら珈琲は神戸に戦前からある珈琲店、
宮水を使ってコーヒーを丁寧にいれている。
後でわかりましたが、にしむら珈琲の中でもこの北野のお店は、震災前までは会員制のお店だったとのこと。
どうりで妙に格式高い感じがしてるわけだ!
両親ともにゆったりした時間を過ごし、異人館へ。
観光地化されていて、今更という感じですが。
風見鶏の家だけ中を見て、、、
神戸牛が食べたい私、、、
父親はトアロードというところへ行きたい、、、
よくわからないけど、トアロードとやらを目指しててくてく、、、
辿り着いたトアロードは、何を見る道なのかわからない普通の道、、、
父親には思い出深いらしく、昔と違うと嘆きながら歩く。
ちょうど空腹ピークな私たちの目に、昔からここに店を構えています風のステーキ屋が。
お店の名前は
ステーキAOYAMA
なんとなくみんながいいかもっという雰囲気で下調べなしで入りました。
お店は鉄板のステーキ屋さん
優しい笑顔の奥さんが迎いいれ、コック帽をかぶったお父さんと息子?と思われる家族経営のお店。
ランチのステーキセット2000円をオーダー。
肉汁たっぷりで甘みもあって美味しい。
この店、よくみるとサインが幾つか。
その中で50周年の文字が。
震災の時もなんとか建物は残り、続いている老舗。
鉄板も50年前から使っているけど大事に使っているからピカピカ。
お肉を焼いてくれた息子さんがお店のことを、いろいろお話ししてくれました。
そして、食後のコーヒーは鉄板の前から席を替えてゆっくりと、、、
すると、今度はお母さんがこのトアロードの歴史を語ってくれた。
昔は港へ続く一本道。
外国人居留地でもあり、それはハイカラな道だったそうで。
おしゃれなショップやアメリカ物の雑貨屋さんなどが立ち並ぶ通り。
父は入社して間もない頃、その名残りがまだあるこの道に先輩に飲みに連れてきてもらってたそうです。
偶然入ったお店で父の思い出を裏付ける話がきけて、ほっこり。
お店も家族経営のとっても和むお店で、この旅行最後を締めくくるお店として本当にラッキーな素敵なお店でした。