今日は発表会前最後の自主練。
13時から2時間みっちり。
2時間って結構長いのに、今日はあっという間。
全員で本番の衣装を着て、気分をあげての
通し練習や、
フォーメーションの位置の最終確認、
苦手なステップの練習をしながら、
何度か通ししてたら、
えっ?もう終わり?
最後に残った6分で、できるとこまでもう一回
通しをしようって言ってやってみたものの、
足が疲れ切って動かない!!!
笑っちゃうぐらい。。。
自主練も気持ちはあっても体が2時間が限界。
この1か月は随分頑張ったものな。
あとは当日。
今回のマルティネーテは今までと随分違う踊りだから
習い始めてからずっと発表会を見に来てくれている
友達が、どんな風に思うのか、、、謎。
すっかり疲れた私ですが、明日で終わってしまうセザンヌ展。
チケットがあるのにずっと行ってなかった。
で、恵比寿から六本木は近いので、頑張って帰りに
大荷物を持って行ってきました。
せっかく行ったからには、説明のオーディオも借りて
じっくり見てきました。
セザンヌ、静物画が多くて実はあまり好きではない。
でも、この展示、パリ時代の絵とプロヴァンス時代の絵を
並べて比較。
とてもわかりやすくて面白かった!
パリで刺激をうけて、印象派の絵を書いていたが、
それが故郷プロヴァンスで彼独特のタッチに花開いていく。
初めのころ、細かく描写していた画風が、そのうち
全体の融合を求め、抽象的に変わっていく。
印象はが時間の流れまでも一枚の絵に表したのに対して、
彼は、瞬間を切り取る。
そして人物画も風景画も故郷プロヴァンスへの愛に
満ち溢れ、理論で描くのではなく気持ちで描いている感じ。
セザンヌといえば、よくでてくる「サント ヴィクトワール山」
灰色で、もったりしてて、なんであんな山を描きたがるのだろうかと
思ったけど、彼にとっては故郷の象徴。
象徴を画面から浮くことなくしっかり描く。
そんなtryだったんだろうな。。。
そして、パリ近郊イル・ド・フランスの柔らかな光に対して、
明るく輝くプロヴァンスの光。
この光の違いも彼の作風の変化に影響したようだ。
プロヴァンスの光。。。。
その下に実際立って、サント ヴィクトワール山をみたら
セザンヌの画がもっと理解できるんだろうな。。。。
ちなみに静物画についてのセザンヌの言葉
「球体の頂点は、光や影の影響はあるが、一番我々に近い位置にある。」
や、
球体の縁を「水平線」と捉えたこと
「ただの壺やりんごも語りかけてくる」
が印象的だった。
静物画はすごーく物理的な捉え方の世界と、小さな枠の中を
宇宙のような広がりとして捉える世界が融合しているんだ。。。
って思いました。
そうはいっても静物画を面白いとは思えないけどね。