睡蓮に満足し、案内に従って、階下へ。
そこには、
「ヴァルテール=ギヨーム コレクション」が。
これがなかなか見応えがあった!!!
まずは、モネが数点、それにたくさんのセザンヌと
ルノワール。
正直セザンヌの良さはまったくわからない。
まじめに音声ガイドを聞いてもやっぱりピンとこない。
一方ルノアールは、よかったなぁ。
有名な「ピアノを弾く少女」もよかったけど、
私のお気に入りは、
この柔らかな肌感。
優しいほほえみ。
それをつつむ柔らかな光。
写真以上にその時の気持ちや情景が伝わってくる。
続いてピカソの赤の時代が展示されていた。
ピカソっていろんな表現をもってるんだなぁ。。。。
そして、親に連れられ初めていった美術展
「ユトリロ」
が結構たくさんあった。
ここはパリだものね。
パリの街並みを中心に、風景といっても街を
ひたすら書いたユトリロ。
10代からアルコール中毒に悩まされ、精神病にも
おかされ、それでも書き続けた画家。
知らなかった。。。
精神病といえば、よっぽどこの人の絵のほうが
普通じゃないんだけど。。。
シャイム スーティン。
この人の絵、すべてねじ曲がっている。
風景だけでなく、人もねじまげられ、
羽をむしられた鶏の肉の絵をを何枚も描き、
なんとも恐ろしい。。。。
気分をかえて、ほっとなごむルソーの絵もありました。
相変わらず遠近法はめちゃくちゃ。
右すみにねずみのようにいるのは、犬。。。。
馬車に家族がつめこまれ、なんともほほえましい。
そして、マティスの絵がよかったなぁ。。。
色遣いもいいなぁ。。。。
そして、初めて実物をみたのが、
ローランサン
童話の挿絵のような独特の画風。
女性にしか書けない色遣いと曲線。
オランジェリーは小さい美術館だから、すぐ見終わるかと
思いきや、2時間じっくり楽しみました。
オルセーよりも好きかも。。。。。