日曜日お昼近くの中央道上り。午前中の混雑が嘘のようにガラガラ。中津川インターから恵那山トンネル到る神坂PA付近の長い急坂に到っては貸切り状態で、富士重工の水平対向2000CCのターボエンジンは心地よく5000回転から徐々に加速しつつ片道3車線をぐんぐん登って行くのであった。
駒ヶ根インターで降りて広域農道を飯田方面へ数分。『きらく』は自宅から1時間40分、距離片道130数キロの地。年に数回無性に、しかも突然食べたくなるソースカツ丼。しばらくは伊那の『青い塔』にはまっていたのだが、ここ2、3年は駒ヶ根の『きらく』に決めている。ついでとは言え、『BESS駒ヶ根』と『バーモントキャスティング』の日本総代理店『ファイヤーサイド』が近くに有るので、かなり充実した日曜日の午後が過ごせるのである。
誰も定義していないが、ソースカツ丼はロースより肩ロースの方が断然うまいに決まっているのだ。250グラム以上3センチに迫る肉厚で家庭では調理不可能であるボリューム感、インパクトが必要。キャベツは多過ぎるとご飯との相性がさほどいいわけでは無いので、控え目がよろしい。
揚げるのに10数分は掛かるので、運転の疲れを癒しつつ20分はだらだと過ごし、先客の頼んだ品を横目でやり過ごしながら、口中の唾液分泌腺が限界に達する頃に差し出されるソースカツ丼の愛しさ。
駒ヶ根インターで降りて広域農道を飯田方面へ数分。『きらく』は自宅から1時間40分、距離片道130数キロの地。年に数回無性に、しかも突然食べたくなるソースカツ丼。しばらくは伊那の『青い塔』にはまっていたのだが、ここ2、3年は駒ヶ根の『きらく』に決めている。ついでとは言え、『BESS駒ヶ根』と『バーモントキャスティング』の日本総代理店『ファイヤーサイド』が近くに有るので、かなり充実した日曜日の午後が過ごせるのである。
誰も定義していないが、ソースカツ丼はロースより肩ロースの方が断然うまいに決まっているのだ。250グラム以上3センチに迫る肉厚で家庭では調理不可能であるボリューム感、インパクトが必要。キャベツは多過ぎるとご飯との相性がさほどいいわけでは無いので、控え目がよろしい。
揚げるのに10数分は掛かるので、運転の疲れを癒しつつ20分はだらだと過ごし、先客の頼んだ品を横目でやり過ごしながら、口中の唾液分泌腺が限界に達する頃に差し出されるソースカツ丼の愛しさ。
蓋は当然ながらカツに引っ掛かる様に乗っており、本来の役割を完全に放棄しているのだか、ソースカツ丼の場合、蓋は取り皿として存在するのである。最初にカツを3片程取り皿と化した蓋に移動しておかないと、ソースカツ丼を食すのにカツが邪魔をする、何とも矛盾した状況に陥るのであった。
幸せな時間はものの20分程で終り、お腹にずっしり来るカロリーを如何に消費するかが、食後の課題なのだが、気がついた時はBESS駒ヶ根の「あきつ」で1時間はしっかり熟睡した生産性のカケラも無い休日の午後。