程々の家はログでは無いので、比較的早いサイクルで外壁のメンテをしないとあかんと思っている訳です。しかしながら外壁の塗装というのはオモシロミに欠けてすぐ飽きてしまう。塗れば塗るだけスティンはどんどん染み込んでいき、いい加減にしろと思ってしまうのである。





昨年、2年目の南壁面が白く焼けて来たし、ひび割れも気になったので梅雨を前に塗装を開始した訳だが、前出の通りつまらないので3時間程かけて南面を塗っただけでやめてしまっていたのだ。

だからその時決めたのだ。塗装メンテは毎年一面ごと。4年サイクルで一周、年単位のルーチンワークにしてやっていこうと。





それで、今年は玄関側を塗った。風雨にさらされた壁面はかさかさに白くなり、スティンを含ませた刷毛が触れるや否や乾燥仕切ったスポンジの様にちゅーちゅーとスティンを吸い込んで行く杉板。




斧と薪と熾きの日々








斧と薪と熾きの日々






『よしよし喉が渇いておったのだな』と優しい気分になっているのも束の間。渇きが癒えない杉板は際限が無く、適当に切り上げて次の杉板に移動して行く。



思うに新築時に2度塗りをオプション設定しておくべきであった。1回塗っただけでは見た目は宜しいが、杉板の細胞壁は全然満足されておらず、1年足らずで白焼けひび割れ現象が起きたのだと推測するのだ。



だから昨年飽きながらも奮闘してしっかりと塗った南面は今でも黒々と風雨を弾き返しておる。




斧と薪と熾きの日々




『よしよし』と再び優しい気分になったのであった。





斧と薪と熾きの日々