正倉院展の宝物は裸眼で鑑賞しても十分楽しめるが、緻密で美術的価値の高い宝物を堪能するには、裸眼では限界がある。


アクリルケースにひたいを押し付け、まなこの焦点をこれでもかと合わせても無理なものは無理。同じ様な欲求不満を抱きつつ会場を彷徨している来場者がたくさんみえる。


かっての愚輩もそんな欲求不満にかられ、宝物の鑑賞はこんなものなんだと納得していたのかもしれない。


そんな中、ここ最近単眼鏡なるものを首から下げ、おもむろに宝物をのぞき込んでいる輩が増殖しているではないか。


見たい、見して、見せてほしい。


そんなわけで、今年の正倉院展は単眼鏡を買い求め、万全の体制で望む。

愚輩用と嫁用に2台。

4倍が使いやすいとのことですが、同じ性能の物を2台購入するのも無駄な気がして4倍と6倍を購入。





これが、大正解。

めちゃくちゃ楽しい。見える、わかる、すごい、なんだこれは!こんな感想で、倍率と同じくらい楽しめる。

まさしく宝物にがぶり寄り。


裸眼で全体像を楽しみ、4倍で職人技を鑑賞し、さらに6倍で精巧で緻密な作品をなめまわす。


これから展覧会に足を運ぶ回数が増えそうだ。

年に一度の国宝の一般公開、正倉院展。



戦後の復興期に日本人たる尊厳を取り戻すために開催し、今年で77回目となります。

入場チケットは時間制ですが近年大盛況で、がぶり寄りで鑑賞するはほぼ無理です。


平日に鑑賞できないサラリーマンは、今年も土曜日11月1日レイト割り1500円の最終チケット17:30を確保して入場。

展示室に続く行列の先には、まるで獲物に群がる働き蟻のごとし人の群れ。





しかし入場者のほとんどは観光客であるから、スケジュールに縛られ次のプログラム夕食の時間は19時位であろうと見込む。




人は美しいものを美しいと認識し続ける時間は個人差があるけれど、美しさが更なる美しさを求めて、最初の美しさに飽きてくる。30分もするとわずかではあるが、人の群は奈良国立博物館監修のシュールなお土産を求めて次第に減り、そして更に30分が過ぎると主役級の宝物の周りでさえ人はまばらとなって、実質18時30分頃からがぶり寄りの鑑賞時間となる。








最終入場時間の最大のメリットはここにあり、日中は常に30分サイクルで新たな観光客が突進してくるので、混雑は一日中続くのだ。


閉館20時00分迄の約1時間30分、正倉院の宝物は数人の愛好家によりがぶる寄りで鑑賞されておりました。

気が付けば10数年の時が流れ。
これからは、楽しむことに時間を費やす心にのりしろを。

ふたたび。








ストーブトップの煮物調理は温度管理が難しい。
大抵強火で焦がす。

今シーズンは『及源』のトリベットを導入。
photo:01



鋳物のトリベットでは大き目のモデル。
工業デザイナーが想定していたかどうかは定かではありませんが、足の高さとその間隔が絶妙で、裏返しても調理器具と足が干渉しない。つまり表と裏が使える優れもので、中火と弱火のコントロールが可能なトリベットなのである。

photo:02



得をした気分で、蛇年が終わりそうである。




iPhoneからの投稿
えっ!

30度ってソー方向からじゃないのですか?

photo:03



このあとスパスパ切れたのは云うまでもありませんが、無駄に過ごした3年が虚しく哀しい。

でもやっぱりこの角度は60度でしょう!

photo:02





iPhoneからの投稿