「ザ・ノンフィクション」という番組の中の、
ホストの世界を7年ほど追いかけている
「敬一、一義シリーズ」が大好きな後藤龍学です(・∀・)
この「敬一、一義シリーズ」、主な登場人物は
もちろん啓一と一義であって、キャラは以下の通り。
★敬一★
ホストクラブ大阪シオンのオーナー。
「大切なのは人との繋がりであり、
数字は後からついてくる」
を信念に、一人一人のホストたちと
向き合う人情派ホスト。
近頃はホストという職業のイメージ向上などを目的に、精力的に講演会などを行っている。
★一義★
「ホストは売上を上げてなんぼ。
客を呼べないなら酒を飲むのが当たり前、
それができない奴は辞めるべき。
腐った種から芽は出ない。」
という氷の心を抱えた、シオン実力派ナンバー1
(月収800万)のホスト。
見どころは、この全く正反対の二人が織り成す人間ドラマが
むさ苦しいほどアツい という点に尽きるのである・・・！！
まず、一義の数字ばかりを考えた仲間の事など1ミリも考えない
一人よがりなやり方に敬一が説得を試みるところから二人の亀裂は
徐々に深まり、そんな中、一義がオーナー啓一に黙って六本木店を
オープンするという謀反を起こすところから物語は始まるのである！！
はい。読み手との温度差は痛いほど感じておりますが、まぁお付き合いくださいよ・・・
「実力で俺のやっていた事が間違いではなかったと証明してやる」
と船出した六本木店。
しかし一義を支えるホストは一人また一人と離れてゆき、
客もほとんどいなくなり、最後にはたった一人になってしまう一義 。
そこに現れた敬一は一義に、
「ホストグランプリに大阪シオン代表でお前に出てもらいたい」
と言うのです・・・！！
敬一、あなたは仏ですか・・・・°・(ノД｀)・°・
実はこの敬一、一義に若い頃の自分を見ていたのであります・・・。
自分もホストを始めた頃、こいつのように仲間の事なんか少しも
考えていなかったし、人の話も聞かなかった。
自分で気付くしかない、と敢えて謀反を見過ごしていたという・・・
なんという懐の広さ・・・！！(ﾉДT)
そこですぐに「帰って来いよ」と言わずにこのホストグランプリである。
これで一義がホストグランプリで優勝しちゃったら漫画みたい！
とか思っていたら、見事優勝。上手い事できてる、ホント。
その会場には一義を嫌っていた仲間のホストたちが横断幕を持って
応援なんか来ちゃったりして、優勝した一義が涙しながら感謝の言葉を
述べるという感動シーンのおまけ付き。
そして「仲間なんか」とか言っていた一義が、
自宅にまだ食えないホストを住まわせて食事を作っちゃったり…
人ってこんなに変われるんだね、
と不覚にも目頭が熱くなりました。（ｉДｉ）あぁ！！
しかしこのまま終わらないのがこの男たち。
ホストグランプリで優勝した一義のネームバリューで
東京歌舞伎町進出を華麗にキメたものの、有名になった一義は
メディアの露出に多忙になり、店はほったらかし。
歌舞伎町店はあれよあれよという間に沈み始めるのである。
こんな風に亀裂がいよいよヤバくなると大概緊急ミーティングが行われ、
そこで胸ぐらをつかみ合っての派手な喧嘩があったりと
何となくシリーズ慣れしてる僕はその後の流れが読めたりしていたのですが、
一番度肝を抜かれたのはシオンホスト全員集合で行われた東京合宿の
シーンです。
キャンプファイヤーで相手へのありったけの気持ちを綴った手紙を
皆の前で朗読、涙のハグ。
思わず「何だかすげぇ…」と声が漏れた名場面の一つです…。
他にも、芸人の有吉をもう少し浮腫ませてギャル男のエッセンスを
加えたようなホストが、真珠のような綺麗な涙をぽろりと流しながら
「金が欲しいんだよ…！！」
と言う大真面目なシーンで思わず吹き出してしまったので、
「ごめんね、ギャル吉・・・(ギャル男の有吉)」
と心の中で懺悔したり…
とにかくこの「ザ・ノンフィクション」という1時間の枠の中で、
濃ゆすぎる人間ドラマや事件がてんこ盛りなのである・・・！！
そんな「敬一、一義シリーズ」も次回で最終回。（！！）
来春放送予定らしいので、今からワクワクしている僕なのです～ﾍ(ﾟ∀ﾟ*)ﾉ
最終回のタイトルを付けるならばこう！！
「敬一、震災を機にボランティアに目覚める！
現地に通い詰め、夜の世界引退宣言」
さてさてどうなる事やら・・・
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