普段、日本画の制作では生麩糊を裏漉しする際に濾し器として使用します。
こちらは足立さんがインテリア用に作って下さった作品です。
本場の馬毛で裏漉し器を作っていらっしゃる職人さんは足立さんと、もう一人懇意にしている職人さんのみです。
右 :馬毛裏漉し 三本毛 毛網
馬毛の裏漉し器は合成製品では絶対に表現出来ない程、滑らかに濾す事ができます。
京都など和菓子職人の方は馬毛の濾し器を愛用しています。
これではないと出来ない舌触りが生み出せます。
11代目の足立照久さんは新潟県の寺泊山田にて製作をされている、新潟県で唯一の曲げ物職人さんです。
心を込めて作られた作品は細部まで神経が行き届いており、仕上がりも美しく柔らかな手触りです。
新しいアート作品製作にも挑戦されており、インスタレーションやウルトラマンセブンとのコラボなどもされています。
ウルトラマンセブンの作品一部→https://m-78.jp/news/n-4645/
そんな足立さんが明日、テレビに出演されます。
6/21(木)21:00〜。BSジャパン(7ch)
「空から日本を見てみよう plus」の中でご紹介されます。
放送後一週間公式サイトでネット配信もあります。
お時間がございましたらぜひご覧下さい♫
足立さんの作品紹介ページはこちら↓