要介護認定が下がると困るか? | 難病に打ち勝つ-got

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難病の発症から闘病生活の経験談。

続き

先週末に、母の居る田舎の施設の方から

連絡がありました。

施設から電話が来ると条件反射的にあま

り良い知らせでは無いと思い込み一瞬ビ

クッとしてしまいます。

今回は、救急の話でもなく安心しましたが、

話を聞くと、要介護認定4だったのが3にな

る話でした。

要介護認定が下がることがあることを初め

て聞きました。

手が離せない仕事の最中だったので、5月

GWに施設に行くからと言って、詳しいこと

は聞きませんでしたが少々気になっていた

ので色々調べてみました。

単純に考えれば要介護認定が下がることは

良い事かと思ってしまいますが、実際はそう

でもないようです。

まず、今の介護保険制度は明らかに使わ

せないように設計された国の制度に感じま

す。

介護保険を使うことは税金を当てがうことに

なるので、これから高齢化社会を迎えるに

あたって倹約する考えであろう。

従って、介護保険の制度では同居家族がい

る場合のヘルパー利用は非常に面倒がたく

さんあるようです。

国は基本的には同居家族がいる場合は、

家族がすべし!という理念があるためのよ

うである。

また、国からの通達ではコンピューター判

定で例えば要介護1と判定された場合、ほ

ぼ十中八九要支援2になるようです。

要介護1とコンピューター判定で出た場合、

認知症、病気の有無で判断されるのではな

く、安定、不安定で判断されることとなる。

病気があってもそれによって、日常生活に

困ることがなければ、要介護度には反映さ

れないということ。

ただ、その判断基準も微妙なところはアバウ

トになるのは間違いないと思います。

要介護の認定&調査については公平性をき

するために基本的には市町村が行いますが、

市町村によっても若干違いはある。

その辺で不服申し立てや区分変更がなされ

る場合も多々あるようである。

そんなことで、増々高齢化していくと要介護

認定は、下げられる可能性が大きくなってく

る。

困るのは、殆ど状態が変わらないのに要介

護認定を下げられた場合に限度額も下げら

れるので介護サービスの限度額オーバー分

は全て実費となってしまい経済的負担を抱

えることになる。

そこが不安なので、GWに田舎に帰るので

この辺のことをしっかり聞いてきたいと

思っています。

つづく。