電力の小売自由化デメリットは? | 難病に打ち勝つ-got

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電力の小売自由化デメリットはないのか?

昨日も記載しましたが、電力会社を選ぶ側は、
料金、サービス体系が複雑になることで、そ
れなりな考えを持たないと選べない。

即ち面倒、仕組みがぼやけるということもデ
メリットではないでしょうか?

安易に電力供給過程はブラックボックスと考
え結果が安ければ良いと考えると後々問題が
起きたときに、その詳細を紐解こうとしても
何処にどんな問題があるかが、ぼやけてしま
い対応できないって事もあるのではないか?

電力は私たちの生活になくてはならない非常
に重要なインフラであり、電気がなければ携
帯電話で連絡をすることも出来なければテレ
ビや冷蔵庫といった生活家電を利用すること
も出来ない。

特に、2011年に起こった東日本大震災以
降、停電のリスクや恐怖について、自然災害
時にどういった対応がなされるのか注目を集
めているようです。

従来の様に、地域の電力会社1社が対応すれ
ばいい話ではなく、企業をまたいで協力する
体制が必要と言われています。

停電リスクを減らすためのセーフティーネッ
トとして、広域的運営推進機関が新たに設立
される事となって、地域ごとに電気使用量と
発電量のバランスをモニタリングすることで、
地域間の電力融通や供給指示を行う役割を果
たすとされています。

次に、電力供給企業が倒産・破綻した際に私
たちの生活が守られるのかが課題ではないで
しょうか?

さまざまな企業が新規参入を計画しており、
競争環境が生まれる。

その反面、競争に敗れて経営が成り立たなく
なる企業も想定されます。

政府は、仮に経営破綻が生じても停電せず継
続して電力が供給されるフォロー制度の導入
を進めているようです。

また、参入時に企業を選別して健全な運営を
期待できる企業にのみ参入を認めるライセン
ス制度も導入するようです。

しかし、ライセンスによって、電力会社とし
て問題無く経営を行うことができるかは疑問
が残ります。

次回はこの競争環境の問題点を掘下げます。

つづく。