顔面神経麻痺発症後73日目の検診の為、
市民病院に行ってきました。
入り口には体温を測定する
モニターが設置してあり、
一人ずつチェックを受けてから
院内に入ります。

前回の検診からは5週間ぶり。
診察室に入り、
すぐに先生のチェックを受けました。

いつものように一連の
顔の動きチェックを受けると
「V字回復で素晴らしいですね」
と笑顔の先生。

一番麻痺がひどかった時の
完全麻痺の状態と、
筋電図の数値から考えると
今の回復具合は素晴らしいとのこと。

自分自身としては、
鼻の真ん中から
麻痺側に2cmほどの幅の部分、
眉頭・目頭・頬・鼻翼・上唇・舌
の回復が遅れているように感じています。

そして気になるのは
耳の違和感と
ゴーゴーという音がすることを伝えると、
「鼓膜の内側に水が溜まってるかも」
と言われ、
耳の中を入念に診てもらえましたが、
耳垢もなく、
目に見える不調はないので
鼓膜に穴をあけるまでもないか
と思うとのこと。

次の検診まで
注意深く観察しながら
待つことにしました。

耳鳴りも閉そく感も
音の聞き取りの異常も、
顔面神経麻痺と
深い関係があるはずなので、
回復とともに症状が
治まる可能性が高いと思うけれど、
気になりますねぇ・・・って。

「まだ2か月半なので、
まだまだ回復できますよ。
1年までは回復する期間
として考えてくださいね」
と励ましてくれました。

発症時から
寄り添ってくれていた看護師さんも
「すごくきれいになってきて、
本当に時間薬ですね」
ってニコニコ喜んでくれて、
わたしも嬉しい気持ちになって
診察室を出ることが出来ました。

検診のあとはリハビリルームへ。
療法士さんも
「あれ。
すごく動くようになってる??
マッサージも良くできてて、
健側のほうが硬いくらい!」
っといっぱい褒めてくれて、
リハビリへのヤル気を
さらにアップさせてくれました。

やはり動きの悪い
鼻の横の頬は固くなっていて
拘縮傾向にあるそうなので、
ストレッチの仕方も
教えてもらいました。

以前貰ったリハビリの紙に
書かれていた全ての項目を
やっていいですよ。
と言われて、
やり方も教えてもらいました。

一生懸命やると、
どうも肩が緊張してしまうようで
ついでに肩もほぐしてくれて
助かりました。

次の検診はまた5週間後。
それまでに必要なお薬を受取り、
無事に発症2か月半後の検診は
終了しました。


眉間にしわが寄らない
瞬きが完全ではない
涙が出ない
鼻翼の動きが弱い
舌のしびれ
耳の違和感


これらが次回の検診までに
少しでも改善できるように、
引き続き温めとマッサージ、
適度な運動と睡眠を
心がけて過ごします。