手術に入る前の麻酔が始まった。
首筋に氷を当てられる、
冷たいですか?
と時々聞かれる
麻酔が効きにくいなら、薬の量を調整する
緊張しているのか、いつまでたっても
冷たいのだ、
そしたら、先生がじゃあ、あれにしようと
他の麻酔薬を急ぎ準備し始めた。
薬が中途半端だと、
心臓を取り出したときに
痛くて暴れるそうだ、そうなると、
ザックリいくとのことでした・・・・・・
そうなったら、想像するだけで・・・
眩しいライトに当てられて
首筋に冷たい氷
なんか、いろんな意味で怖くなって
助けてくれる医師が、実は死神に取りつかれているかも?
とか、妄想が激しくなって、
別の意味で動悸が早くなってきた。
患者が冷静になれなくなるという
意味を理解した。
手術室が死刑執行室に感じてくるよという
同じ病室のおじいさんの話は
こういうことかと納得した