久しぶりにブログを書いています。
本当は前々から書きたくて書きたくて仕方なかったんだけど、相変わらず多忙だったり、他にも色々あって全然書けなかった。。。
もう自分の中に溜まった様々な感情をぶちまげたくて仕方なかった。暴発寸前だったよ。。。(^-^;
そうこうしてる間に6月に入って、既に2023年も上半期ラストに突入したので、
前回のブログの去年夏のGLAYの幕張公演以降から今までを色々振り返っていきたいと思います。
幕張公演以降はGLAYの『GLAY Anthology Presents -UNITY ROOTS & FAMILY, AWAY 2022-』ツアーの10/9、10/10の横須賀芸術劇場2days公演に参戦。
ツアータイトルの通り、2002年にリリースされたGLAYの7枚目のアルバム『UNITY ROOTS & FAMILY, AWAY』を20年の時を経て再現するというレアなツアー。
当時このアルバムだけツアーがなかったので、今までアルバム全体としてはライブで披露される事のなかった楽曲(名曲)達。
GLAYのアルバムの中でもリーダーTAKUROさんの世界観を全面に表現した情緒的なこのアルバムの楽曲達には数々の思い入れがあり、当時からとても救われてきた。
そのアルバムの大切な楽曲達を一気にライブで体感できるなんて最高に至福の二夜でした。
また新しい世界観を、表現を体感できた事に心から感謝。。。
このツアーで披露された(当時)新曲の「Only One,Only You」のライブ映像がGLAY公式YouTubeにUPされているので、
まだ観たことない方が居たら是非観てほしいな。
横須賀芸術劇場公演と前後してプライベートで様々な変化があり、その地固めにひたすら集中するのみでライブ参戦は2022年内はお休み。
そのまま年末に突入し、年末は十数年振りにゆっくり紅白歌合戦を観て、
Perfume、Aimer、TWICE、MISIAさん、そしてTHE LAST ROCKSTARSの圧巻のパフォーマンスに感動し、
そして、そのTHE LAST ROCKSTARSのニコ生を観ながら2023年の幕開けに突入。
年明け早々、数々の敬愛するアーティストが次々に旅立ってしまった・・・。
1月にはジェフ・ベックとYMOの高橋幸宏さん、そしてシーナ&ロケッツの鮎川誠さんが、
2月にはカーペンターズや数々の映画音楽を手掛けた事で知られる作曲家のバート・バカラック氏が、
俺が敬愛する数々のアーティストの作品のアートワークを手掛けてきた偉大なアートディレクター、映像ディレクターの進藤三雄さんが、
90年代から大リスペクトしているHI-STANDARDのドラマー、恒岡さんが、
同じく大リスペクトしているアニソンシンガーの黒崎真音さんが、
3月には音楽性も思想性も様々な社会活動、平和活動に携わっていた事も全て大リスペクトしていて、あまりに多大な影響を受けてきた偉大な作曲家でもあるYMOの坂本龍一さんが高橋幸宏さんに続いて旅立たれ、
そしてつい先月5月には90年代から大リスペクトしているBOW WOW/VOW WOW、そしてランス・オブ・スリルやスラット・バンクスに参加した事でも知られるドラマーの新美俊宏さんも旅立ってしまった・・・。
今年は上半期だけでさすがにこれだけの音楽を通して出会い敬愛しているアーティストが続々と旅立ってしまって、
ショックがあまりに大きく意気消沈する日々が続いているけど、
またその傷を和らげてくれたのも『音楽』だった。
遡って1月の29日には前述のTHE LAST ROCKSTARSの東京ガーデンシアター初日に参戦。
TLRSは言わずもがなXのリーダーであり、Violet UKやソロで世界中を駆け巡るドラム・ピアノのYOSHIKIさん、
LUNA SEA/X/JUNO REACTOR/SHAGとして、そしてソロとしても多彩な活動と表現を絶え間なく快進するギター・ヴァイオリンのSUGIZOさん、
L'Arc〜en〜Ciel/VAMPSとして、そしてソロとしても活動するヴォーカルのHYDEさん、
ソロとして世界中を駆け巡る侍ギタリスト、MIYAVIさんという百戦錬磨の4人によるバンド。
この4人が繰り出す圧倒的な世界観は最高にスリリングでした。
久々に体感したあまりに刺激的な化学反応に
超エキサイトしたよ。
TLRSのオリジナル楽曲は勿論、各メンバーのバンドやソロの楽曲達も『この4人だからこそ表現できる新たな世界観』に変貌していた。
それは4人全員が常に自らを研磨し、アップデートし続けている証とも言える。
TLRSは今後相当激ヤバな表現集団になると強く確信した東京ガーデンシアター公演だった。
同時にこの日1/29に誕生日を迎えたHYDEさんをみんなでお祝いした最高にハッピーな一夜でもあった。
そして間が空き、5/2。
俺達の兄貴HIDEさんが旅立って25年目のメモリアル・デーに神奈川県民ホールにて開催されたhide with Spread Beaver単独公演としては25年振りとなるライブに参戦。
兄貴が遺した数々の名曲はSpread Beaverのメンバーによってアップデートされて、
更に強力な、強烈な化学反応と輝きを放っていた。
それはまるで『今もhideさんの意志がこの時代においても尚、脈々と生き続けている証』にも感じられた。
それは同時に『hideさんが今も尚、歩みを止めていない証』ともリンクしている。
7月の豊洲公演でも更にパワーアップしたhide with Spread Beaverの世界観が体感できると確信している。
そして翌日5/3。
再結成したTHE STREET SLIDERSの日本武道館公演。
個人的には人生初のTHE STREET SLIDERS。超絶最高でした。
ずっと切望していた『スライダーズとしての4人』が観れただけでも最高なのに、
名曲だらけのセトリも最高でした。。。(T ^ T)
アンコールラストが「TOKYO JUNK」だったのも最高!!
この奇跡的な一夜を体感出来た事に本当に感謝した夜。
秋からのツアーも本当に楽しみ&期待大!!(*´ー`*)
そしてまだ記憶に新しい5/27、5/28。
LUNA SEA、武蔵野の森総合スポーツプラザ・メインアリーナ2days公演。
『THE BEST OF LUNA SEA 2023』のコンセプトを軸に初日を『A Rosy Show』、2日目を『A Show for You』と名付けた2days。
それは正に『究極のベスト・オブ・ルナシー』だった。
初日の幕開けは「ROSIER」。
2日目の幕開けは「LOVE SONG」。
それぞれ異なるタイプの楽曲を一曲目に携えた2日間のライブはこのライブに賭けるメンバーの気合いが、精神性が顕著に表現された証だった。
コロナ禍で疲弊した心に寄り添うようなセレクトでありながら、
“LUNA SEAとしての軌跡“を存分に体感できるようなセットリスト。
このライブからLUNA SEAとして声出し解禁。
コロナ禍になって3年以上。
LUNA SEAに限らず俺が、俺達がそれぞれ敬愛するアーティストへライブで届ける“想い=声“は分断された。
そしてSUGIZOさんがライブで言ったようにこれからもコロナは無くならない。
これからも俺達は感染対策をしながら、自分達の身を守りながらコロナと共存していくしかない。
けれど今回この2日間で俺達が声出し解禁した事もまた真実。
事態が事態だけに声出し解禁に対して賛否両論あるけど、このまま立ち止まっていても何も前には進まない。
この2日間を皮切りにまたLUNA SEAが、俺達が、そして音楽そのものが、エンターテイメントがまた新たなスタートラインを切れたら、
そしてここから更に突き進んでいけたら、この2日間がより意義深いライブだった証明になると思う。
初日ラストナンバーの「Crazy About You」。
2日目オープニングナンバーの「LOVE SONG」。
この2曲や「I for You」でLUNA SEAとしては初の試みでもあるスクリーンに歌詞が表示されたのは、
そんな『コロナ禍でも前進していく意志』を強調していたのだと痛感した。
同時にコロナ禍で疲弊した人達の心にそっと寄り添う意志を彼らが発信しているようにも感じた。
「溶かしてくれないか?この胸の奥の
閉じ込めた言葉 太陽のように
想いはいつでも はかないままで 通り過ぎてく
かすかな痛みと 信じた明日を
全て 今 君に捧げよう」
「熱を奪う 乾いたこの都会で
壊れそうな 孤独の中 さまよい歩く
時を止めて 叶うなら 君のこと
包んでいたい 途切れるまで」
「Crazy about you I can't live without you
このまま 痛みの中で
Crazy about you I can't live without you
溢れる想いを抱いて
Crazy about you I can't live without you
果てない夜を越えて」
完全なる原点回帰。
同時にかつてLUNA SEAがまだインディーズだった頃、保留になっていた鹿鳴館のオーディションにケリをつける為にもこの記念日に鹿鳴館のステージに立ったのだと思う。
その姿勢がなんとも彼ららしいと思った。
個人的にもかなり思い入れのある2枚のアルバム、そしてそれに伴うツアーの再現。
これは相当凄いツアーになるよ。
かなり激ヤバ。
絶対見逃せない事必須だよ。
島唄や民謡などの沖縄独自の音楽、
10代からずっと聴いてきて多大な影響を受けた安室さんやSPEED、
そしてオレンジレンジとRYUKYUDISKO生誕の地。
更に沖縄音楽にエレクトロなどを融合した多彩な新進気鋭の大リスペクトな彩(saya)さん。
実は沖縄独自の多種多様な音楽にもかなり影響を受けてきたとDOMMUNEを通して再痛感。
音源としてはやはり2月にリリースされた『25 −A Tribute To Dragon Ash−』が最高だった。
特にずっと多感な時代から聴いてきて今でも俺のアンセムとなってくれている「Viva la revolution」と「百合の咲く場所で」のPESと10-FEETによるアレンジは素晴らしかった。
「百合の咲く場所で」に関しては新たなリリックまで付け加えられて、更に新しい解釈からこの曲を見つめる事も出来た。