地獄で会おうぜ、ベイビー! | YOLO! 人生は一度きり! NYから東京の生活

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先週末から映画ターミネーターの新作が公開されているっていうし、

 

その新作はターミネーター2の正統な?続編だっていうから、

 

映画ターミネーター1と2を見てみました。

 

(以下、ターミネーター1と2のネタバレになりますのでご注意ください)

 

 

ターミネーター1は1984年の作品ですから、35年前になります。

 

 

 

 

さすがに古いです。

 

B級映画って感じがすごい。

 

内容はエイリアンの影響を多分に受けているのでは(エイリアンは1979年作品)。

 

このころのハラハラドキドキ感って、今のハラハラドキドキ感と違いますね。

 

じわじわと真綿で首を絞められるような感じ。

 

特撮も今とは全然違っていて、まだCGが発達してないので、

 

造形がメインの「遊星からの物体X」に近いと思った(こちらは1982年作品)。

 

 

 

 

ターミネーター2はすごい迫力で、

 

CGバリバリで

 

シリーズ最高傑作だった記憶があります。

 

 

 

(閑話休題 シリーズものはだいたい第1作が一番面白いわけですが、ときどき第2作目が一番面白い作品もありますね。アクション映画では、ターミネーターのほかには、エイリアン、ダイハードあたりでしょうか。そしてまたこれらのシリーズは、2作目が面白いからか、どんどん続いちゃってワンパターン化して、3作目以降がつまらないですね。)

 

 

それで改めてターミネーター2特別編を見てみたら、

 

面白い!

 

でも古さは否めない!

 

この程度の迫力とスピード感だったかと思った。

 

1991年の映画ですからね。しかたないのか。

 

CGも今から見れば大したことない。

 

でもターミネーター1から2への7年間の特撮の進歩は、

 

ターミネーター2から今までの28年間の特撮の進歩を凌いでいるんではと思いました。

 

それだけ監督のジェームズ・キャメロンの勢いがあったということなんでしょう。

 

やっぱり、造形で行う特撮と、CGで行う特撮では根本的な違いがあると思いました。

 

 

 

 

それで最新作のターミネーター・ニュー・フェイトはどんな映画なんだろう。楽しみ。

 

 

 

 

ところで、ターミネーター2で有名になった「Hasta La Vista Baby  アスタラビスタ、ベイビー」ってスペイン語の決め台詞、

 

これって、「地獄で会おうぜ、ベイビー」って訳されてて、

 

そうなのかなぁなんて思ってたんですが、

 

実は英語の「See you again baby」なんですってね。

 

「また会おうぜ、ベイビー」みたいな。

 

これを「地獄で会おうぜ、ベイビー」って訳したのは、翻訳家の戸田奈津子さんなんですね。

 

確かに「また会おうぜ、ベイビー」では迫力もないし、面白さもない。

 

これを「地獄で会おうぜ、ベイビー」にすると迫力があるし、なんか毒々しい感じが出てくる。

 

だからこそみんなの印象に残る言葉になったんじゃないでしょうか。

 

さすが。

 

 

 

 

それで思い出しましたが、

 

この「アスタラビスタ、ベイビー」って決め台詞、

 

スペイン語圏では「Sayonara , baby」サヨナラ、ベイビーって訳されたそうです。

 

確かにスペイン語圏では

 

「アスタラビスタ=See you again」なんて「じゃあね、またね」みたいで、

 

ターミネーターがそんな小学生みたいな言葉使うか!みたいなのもあったのかもしれないけど、

 

日本人からしたら「サヨナラ、ベイビー」なんて、

 

そんなキザな軟派男が使うような言葉をターミネーターが使うわけねえだろ!

 

みたいに思うけど、

 

スペイン語圏では「サヨナラ、ベイビー」って言うと、

 

「地獄で会おうぜ、ベイビー」みたいに聞こえるのかなあ?って

 

なんかサヨナラの意味も深く重く感じたのでした。