NY地下鉄L線全面閉鎖?地下鉄でウイリアムズバーグに行けなくなる? | YOLO! 人生は一度きり! NYから東京の生活

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2014-2016年はニューヨーク生活、2017年からは東京の生活を書いてます。

(下の点線以下を追加しました)

ブルックリンに住んでいる会社の同僚から話を聞いてびっくりしてしまいました。

マンハッタンとブルックリンを結ぶ地下鉄のLラインを、来年から1~2年間全面閉鎖することを検討していると、ニューヨーク市営地下鉄が公式サイトで表明しました。

Lラインは、ニューヨークで最も注目されている観光地ウイリアムズバーグ、ブッシュウィックなどを通るブルックリンの主要地下鉄です。

この地図の灰色の地下鉄です。

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川を渡ったところがウィリアムズバーグです。

マンハッタンとブルックリンを結んで、イーストリバーの下を通るトンネルが、2012年のハリケーンで大きな損傷を受け、修復工事をする必要があるとのこと。

工事は早ければ来年から、少なくとも1年以上、もしかしたら2年ぐらいかかり、その間、マンハッタンとブルックリンの間は全面運行停止となり、その他の区間も全面的に影響を受ける可能性が大きいとのこと。

ブルックリンで反対運動が起きていて、全面運行停止ではなく、週末だけ運行停止にするなどの代替案もあるものの、その場合は数年かかることになるとのこと。

これは大問題ですね。これから観光に来られる方や、ニューヨークにお住まいになる方は、Lラインはよく考えた方がいいです。

大人気のウイリアムズバーグ(東京で言うところの青山・表参道のような今や最も流行の地域です)や、ブッシュウィック(さらに最先端でどんどん開発が進んでいる地域)を結んでいるのがLラインで、しかも周辺には他に地下鉄がないので、代替バスを使って移動せざるをえなくなり、沿線の方は大変な負担を強いられる可能性があります。

私もブルックリンに行ったときに、地下鉄工事のために運休して、数駅の区間だけ代替バスに乗ったことが何度もありますが、移動がめんどうくさいし、混むし、遅いし、待たされるし、最悪です。

ウイリアムズバーグに住んでいる同僚は何人もいるのですが、大問題だと嘆いていました。

1年以上も地下鉄が停まってしまったら、毎日の通勤・通学が超大変です。

それからウイリアムズバーグに観光に行く日本人はとても多いのですが、Lラインが停まってしまったら、行き方が全く変わってしまうので、十分注意された方がいいです。

ウイリアムズバーグやブッシュウィックなど、Lライン沿線のブルックリンの衰退さえ引き起こすのではないかと懸念されているようです。

でも絶対にトンネルの修復工事は行わなければならないとのこと。

私は先日、会社の同僚からこの話を聞くまで全く知りませんでした。

まだ正式にどうなるか決まっていないので、まだあまり知られていないようですが、今後のニュースに十分お気を付けください。

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情報を追加します。

Lラインのイーストリバーのトンネルを全面閉鎖して、その区間のLラインを全面運行止めにして工事する場合は1年半かかると表明しているようです。

代替案として、一部地下鉄を運行させて一部ずつトンネルを工事する場合は3年かかる。ただしかなり運行は制限されるようです。

一部地下鉄を運行させて、週末だけ工事する場合はさらに長い年月かかるようです。