ハーレムにあって観光客がゴスペルを聞ける教会として最も有名なアビシニアン・バプティスト教会に行きました。
135丁目の駅から歩いて5分くらいです。
私はハーレムに足を踏み入れたのは事実上初めてです。
以前、車で通ったことはありますが。
そのときはコロンビア大学を見学しに行こうと思って、
ミッドタウンから車で北に行ってから西に行けばコロンビア大学があると思って上がっていったのですが、
ハーレムの中に入り込んでしまい、
人はまばらだしどこもシャッターが閉まっていて、落書きだらけなのに驚いたことがあります。
危ないところでは信号待ちしてはいけないと聞いていたので、これは信号無視しなきゃと思ったり。
西に行けばコロンビア大学があるはずと思ったら、
コロンビア大学の横はモーニングサイド・パークという段差のある公園になっていて、
車は西に行けず、ハーレムのあたりをうろうろしました。
これがアビシニアン・バプティスト教会。
すごく人気があって、入れる人数も250人と限られているので、2時間前には行かないと入れないと聞き、
2時間前につきました。
そうしたら、教会を取り巻く長蛇の列。
地下鉄の駅からぞくぞくと人が歩いてきて、
列はどんどん長くなっていきます。
列のちょうど前後が日本人で、
前は日本人の親子、
うしろは一人旅の日本人女性でした。
前の日本人の親子は、
以前、NYに旅行に来た時にここのゴスペルを聞きに来たのですが、
1時間前に来たら入れず、
ほかのゴスペル教会に聞きに行ったけど、
今一つだったとのことで、
改めてこの教会に聞きにきたとのこと。
だから2時間前に来たのですが、
前に1時間前に並んだ時より
全然前の方だとのことで、これならはいれるのではないか、とのこと。
その後、教会の人が人数を数えに来て、
私の位置ならば入れるとのことで、安心しました。
それで、中に入るのにいろいろな注意書きを渡されました。
日本人だというと、日本語の注意書きを渡されました。
日本語が少し変ですが、たくさんの決まり事があります。
あまりに日本語が変すぎて、これは自動翻訳なのでしょうか。
これなら英語のがわかりやすい?
風が冷たくて待っているのがつらい。
後ろの一人旅行の女性は仙台から来たのですが、
仙台よりNYのが寒いって言ってました。
1時間40分くらい外で待って、やっと教会の中に入場。
服装や持ち物検査は厳しく、
仙台から来た女性はバッグの中のペットボトルの水を取り上げられて、
怒られてた。
教会内は一切撮影禁止。
かなり真剣なセレモニーでした。
ドラム、ベース、オルガンもあって、
リードボーカルがマイクで歌ったりして、
拍手喝さい。
ゴスペルはのりがよくて、面白かったです。
最後は蛍の光みたいな曲でうるうるさせてみんなで抱き合って、
今週も頑張ろう!と、そういう感じ。
ゴスペルを聞いたら、
ハーレムを少し散策。
マンハッタン中心部とは全く違う感じ。
ジャズの演奏で有名なアポロ劇場あたりをうろうろしました。
でも観光地以外は危ないから、行かないようにしました。
そのあと、教会帰りの人が南部ソウルフードを食べに行くという
ハーレムの有名なレストラン「シルビア」へ。
店内では、ランチですが、ジャズボーカルをやっている。
歌っている女性の人は、店内の一人一人のところに行って、
歌いながらどこから来たのかとか聞いて回る。
私のところへも来て、日本と言ったら、Oh, Japan! と叫んでた。
そのあと、私のうしろでジャズの歌を絶叫中!

食べたのは、このお店の看板料理。
Sylvia's World Famous Bar-B-Que Ribs&Fried Chicken with Sylvia's Original Sassy Sauce (available in Supermarkets) All White Meat
これがソウルフード。
ここのオーナーは本を出版したりして有名。
ソースとかもお店で売っているらしい。
オバマ大統領が食事に訪れたこともある。
店内に写真が飾られていました。
ハーレムは、以前よりはかなり安全になり、白人も住みだして、再開発も進んでいます。
これからどんどん変わっていくかもしれません。