映画タクシードライバーで70年代半ばのNYを見てみる | YOLO! 人生は一度きり! NYから東京の生活

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2014-2016年はニューヨーク生活、2017年からは東京の生活を書いてます。

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私にとってニューヨークのイメージ=この映画のタクシードライバーのイメージです。
暗くて、ネオンがきらきらしていて、猥雑で、危険で、汚くて。
この映画を見たときは、内容はよくわかりませんでしたが、ニューヨークというのはこういうところなんだという印象が強烈に焼き付いています。そして音楽もさることながら、クライマックスの凄惨な場面とかもはっきり覚えています。
1976年公開の映画だから、今から38年前ですね。
どうしても今のニューヨークのイメージとこの映画のイメージを一度重ね合わせてみたくて、38年ぶりに見てみました。
面白いですね。ロバートデニーロの演技は卓越していますね。すばらしい。
ニューヨークはイメージ通り汚くて、危険です。
商店に強盗が入って、射殺しても、店主が勝手に処分しちゃう。
繁華街には売春婦がたくさんうろうろしている。
深夜に消火栓からもれる水を使って子供たちが遊んでいる。
深夜にタクシーに向かって少年たちが自分の縄張りに入るなと物を投げつける。

私のニューヨークというイメージもこのままです。この映画が原点です。

映画で出てくる場面の場所が分かるようになったのがいいですね。大統領候補の事務所の所在地や演説の場所は、コロンバスサークル。

売春婦のアイリス(ジョディ・フォスター)の住んでいるのは198 East 13th street.

アイリスのあっせんをしている男が立っているのは204 E13th street.


売春宿は226 E13th street.

主人公のタクシー会社は西57丁目です。

この映画は、ニューシネマの最後にして代表的な作品に数えられている。確かになんかアンニュイな感じがする。

この作品の後、1977年にスターウォーズが全米で公開されていて、両者の間には5年ぐらいの歳月が流れているような気がしますが、実際には1年しか離れていない。