今日、関西電力の株主総会に出席した。
開催場所周辺は株主だけでなく、マスコミや原発反対団体らしき人でごった返していた。
僕も新聞社から取材を受けました。取材内容はいつから、どのくらいの株を保有しているのか、
株主総会に出席するのは初めてか、今回出席した理由などを聞かれました。まあ、ありきたりなことですね。
株主からは原発反対の怒号罵声が浴びせ続けられましたが、淡々と議事は進行して、
会社提案の議案は可決、株主提案の議案、例えば原発撤退などの議案ですが、こういったものは次々と
否決されました。仕事の都合で途中で退席しましたが、株主提案は全て否決されているでしょう。
株主からの質問に対しては、最初から用意していたであろう回答を淡々と読み上げるように進行していきました。ほとんどの回答は質問に答えていませんでした。中でも印象に残ったものを紹介します。
Q原発事業の方向性
A推進する。
Q将来の電源について、どう考えているか
A自然エネルギー開発も推し進めるが、さらに原発の割合を増やす。ベストミックスの考え方による。
Q発送電分離について
A政府方針の影響を受けるもので、議論あるところだが、適切に対応する。
Q美浜原発について、十分に耐震対策をすると言っているが、具体的にどのくらいの耐震対策をするのか?
A十分に耐震性を備えるようにする。
Q中部電力の浜岡原発のように政府からの原発停止要請があったとき、どうするか?
Aそれはありえないことです。
Q大規模停電になったときに、関西電力に損害賠償責任があると思うか?
A大規模停電にならないようにする。
Q(東洋経済6月11日号の記事を引用して)原発は地方への交付金や廃棄物処理にかかるバックエンド費用が
低く見積もられていることから考えると、実は高コストであるという指摘があるが、会社の見解は?
A交付金は原価ではない。バックエンド費用も既にコストに含まれている。
Q3月11日以降、電力会社が社債を発行するときの金利が上昇しているが、今後の資金調達の方針は?
A電力会社に対する金利スプレッドが上昇したので、最近、起債を延期した。資金調達については、銀行借り入れ、社債、CPなど様々な方法があり、適切に対応するので、資金調達には問題ないと考えている。
質問ではなく、平松市長の意見表明もあった。
原発から自然エネルギーに転換すべきという内容だったと思うが、決議は会社の意思に沿うらしい。
会社の意思は、原発推進、しかも、原発の割合を増やすとはっきり言っている。