疲れ果てた先輩が座っていた。
髪は何故か七三に。

思わず、疲れてますね、髪型ひちさんになってますよ。

と、声をかけてしまった。


怒られるのかと思いきや。

「ほんまか、もっと疲れると八二になる。

 九一になったら極限や!」

と言い放った。


なんてカッコいいんだ。

疲れながらもメガネの奥の目は死んでいなかった。

メガネはかけてなかったけど。


ふふふっと微笑んだまま、トイレに向かった先輩。


七三だからなに?

周りのことに振り回されない確固たる自信に充ち溢れてた。

後ろ姿もなぜかオーラが見える。七三オーラだ。


そしてもトイレから戻ってきた先輩。

七三ではなくなっていた。


マジっすか!

気にしてたんすか!


すいません。すいません。

気付いてなくてすいません。


疲れたら髪型は七三に。

なるかどうかは知りませんが。

疲れたら甘いものが食べたくなります。って全然関係ねぇ。