あわてんぼうのサンタクロースは聞いた事あるけど。
あまえんぼうのサンタクロースは聞いた事がない。

もうわしはいやじゃ、プレゼントを配るのはいやじゃ。
足をバタつかせながら嘆くサンタ。

横で聞いていたトナカイ。
いつもサンタの言うことに逆らうことがないのだけど。
今回は違った。

荒れ果てた村であんたは言ったんだ。
子供たちには夢が必要だって。俺が夢を与えてやるって。

俺はあのあんたの言葉にすべてをかけたんだ。
あんたがその気なら好きにするがいいさ。

そしてトナカイは地面に落ちているプレゼントを
前足で必死に拾おうとする。

ち、ちくしょー。
なんで、蹄なんだ。俺の手は蹄なんだ。。。
立ち尽くすトナカイ。

そこにサンタが駆け寄る。
すまん。トナカイ。
わしが間違っておった。
すまん。。。

お前の鼻がないとプレゼントは運べんのだ。
もう一度チャンスをくれ。
ぎゅっとトナカイを抱きしめるサンタ。

そんなクリスマス当日。
いっつも泣いてたトナカイさんは
今宵こそはと、よろこびましたとさ。


めでたし。めでたし。

サンタクロースもいろいろ苦労しているのかもしれません。
今までもらったプレゼントどこにいっただろう。。。
そう考えるとプレゼントは大事にしないといけないですねぇ。