プロ、アマ問わず “和む器” は、陶芸ファンを魅了する
   備前焼作家;末石泰節の “器”  ~ 土味を見事に演出!!

末石泰節 足付皿                                                     サイズ18 × 7cm

備前焼は、宇宙からの贈物・・・元素と炎のコラボ!エナジー
「土に生命」 備前焼に使われる土は、田土「ヒヨセ」と呼ばれ、備前地方、熊山山塊の地質はこの古生代に生成された泥質岩類を基盤に、中生代白亜紀(約1億4千年~6千5百年前)の活発な火山活動によって流出した流紋岩、石英安山岩類で出来ています。

又、泥質岩類と火山性岩類との接した場所にはマグマの接触変成作用を受け、変成岩(ホルンフェルス)となっている所もあります。洪積世から沖積世に雨水に洗われて流出し、低地に溜まった二次粘土層で、伊部周辺に点在しています。

備前焼はうわぐすりをかけずに、田土と呼ぶ土を火力の強い松割木を燃料に時間をかけじっくり焼き締められます。登り窯のなかで土、多くのミネラル成分が炎と出合い生み出される窯変の肌合いが器のカタチに趣きと力強さを与えます。

使い込めば、きっと癒されお気に入りの逸品になることと思います。