FROM TOMOKO⑩⑪
遠いMAUIから、自分ができることはなにかないか
と、心配してメールを送ってくれるtomokoさん。
その一つとして MAUIのウォーターマン達のメッセージを集めてくれています。本人の希望もあって
ここに転載します。(yama)

個人的には東北の寒い海にいる熱血ウインドサーファー、カイトサーファー、お世話になった波乗りの人たちにささげます。そしてたくさんのスノーボードの友達にも!
今まできっと何度も落ち込んだときに助けてくれてきただろう海、水につかるだけで気分がすっきりしたはずの海、入らないと自分じゃなくなっちゃうくらい体の一部だった海があんな牙を向いたことはつらかったと思います。またいつか一緒に海に入れるくらいすべてが落ち着きますようにと、心から願ってます。(tomoko)


マウイからのエール第10弾「キース・タブール」
 小柄で日本人的な体系のキース、それでいて誰よりも深いボトムターン、えぐるようなオフザリップのうえイブライディングで多くのファンを持つキース。彼のライディングを大いに助けているのは彼自身がシェイプするボードでもある。クアトロのシェいパーとしていまやウインド業界ではトップシェイパーでもあり、クアトロのボードだけでなく多くのメーカーのプロのプロトタイプを手がけている。子供のころから両親とともに世界中を旅していた彼はトラベルサーファーとしても知られ、多くのトラベルストーリーや映画の撮影に参加しいまだトップライダーの一人として評価されている。
yamaのブログ

「日本は大好きな国のひとつ、みんなでよく話すのだが、必ずしも波や風もコンディションがワールドクラスというわけではないけれど誰もが行きたがる場所なんだ。それだけ幾たびにすばらしい体験ができ、みんなが親切。行ってよかったという満足感を与えてくれる場所。何よりもウインドサーファーの情熱がすごい。みんなかなり働いているはずなのに週末海に来て思い切りノル、それがそれほどいいコンディションでなくても大喜びで海に出ている様子は、ウインドの未来は明るいと思わずにはいられなくなる光景だ。本当はこの春に生きたいと計画を立てていたんだけど、ちょっとこの状態では難しいかもしれないね、でも必ず日本の準備ができ次第また訪れたいと思っているよ。待ちきれない!」
(キース・タブール)
yamaのブログ


マウイからのエール第11弾「ルーク・サイバー」
リーバイサイバーの兄貴として兄弟で注目を浴びていた彼。誰よりも切れたらライディングをすることで知られ個性的でスタイリッシュ、ただ必ずしも大会向きではなかったのか、リーバイほどスポンサーに恵まれなかった。それでもウイークデイは働き、夕方や週末は必ず海にやってきてフキパの常連仲間と一緒にセッションをしている。子供が生まれ、お父さんとしての責任感もありながら、海ではこのように相変わらずのキレぶり。いまだに人の目をひきつけて離さないライダーの一人である。つい数週間前足の骨を折り、ギブスと松葉杖で歩いていたが、笑顔はいつものルークスマイルだった。

yamaのブログ
 日本のニュースには本当に心が痛んでいるよ。僕も自分の子供ができて、子供を失ったり家族と離れ離れになることがどんなことか想像がつくようになった。家族や愛する人を失った人へ心からのお悔やみを申し上げます。彼らの心が安らぎを得るようになるまでには本当に長い時間がかかるだろうけれど、早くそうなることを祈るよ。僕は今足を怪我してウインドができていない、仕事も労働仕事なのであまりできてない。もう冬も終わりに近いからできるだけ波に乗っておきたいというのに骨を折ってしまって腐っていたけど、地震のことを聞いたり見たりして、以下にそれがちっぽけなトラブルかとしみじみ思うよ。日本は本当にすばらしい国だ。マウイに来る日本人はみんなとってもすばらしい人ばかり出し、今回のような災害でテレビで見るとみんな落ち着いて協力し合って行動してる。あれがアメリカだったら完全に暴動だよ、カトリナ台風の時だって暴動とか略奪とかたくさんあったじゃないか。それが日本ではみんな並んで配給を待ち、子供や老人を優先して助け合ってる、こんな国が再びカムバックしないはずはない。絶対にさらにたくましく強くなって復活することは確実だよ、今回のことで僕らは大きな犠牲を強いられたけど多くのことを学んだり、目が覚めたりしたと思う、それを忘れないように、これから未来を考えて生きていかなくてはならないね。
とにかく日本でつらい思いをしている人たちに早く光が見えてきますように!
(ルーク・サイバー)
yamaのブログ





大きな余震
先日もまた大きな余震がありました。わたしのところは翌日の午前中まで停電しましたが、現在復旧しています。信号機が停電中の中も、みんな譲り合って特に混乱はありませんでした。
気遣うメールをたくさんいただいてました。宮城の仲間達の方がもっともっと大変です。やっと片づけに見通しがもてた部屋も、今回のでまた一からやり直し。それでもみんながんばってます。
 まだまだ時間はかかりそうですが、一日でも早く、海でみんなの笑顔が見られるように(^_-) 

MAHALO!!

復旧・復興を祈っています。
yamaのブログ