6月シングル、撃愛の音関係作業が終わった。
気持ち的には少しひと段落。
まだまだ次の作業にすぐ取り掛かるけど、今日がひとつリセットなので書こうかなと。
今月の18日に
俺の尊敬する大好きなじぃちゃんが天国に旅立ちました。
一緒に住んでいたわけじゃないから、会いに行った時にしか会えないんやけど、
じぃちゃんの家に行くのは幼い頃からほんっとに楽しみやった。
じいちゃん家は奈良のお寺なのね
京都のでかい寺で偉いさんやってたりとかさ、自分の寺でも地域のたくさんの方たちから慕われていて
尊敬するじぃちゃんです。
たくさん思い出はあるけど、
その中でも強く印象に残ってるのが
俺が始めて赤い髪に染めたころ
寺の行事で久しぶりにじぃちゃんに会った。
じぃちゃんはすでに酔っ払ってたけど
赤い髪の俺を見て
「お前!棍棒で頭カチ割ったろかっっ!」
って言われた。
じぃちゃんの時代の常識で考えたら
赤い髪に染めることや
音楽を夢見てるってことは
考えられない事ってのは俺もよくわかる。
その時は笑ってごまかすしかできなかったけど。
その後、何年か経った時
じぃちゃんにさ
俺ね、ちゃんと音楽をやっててね
仲間がいて一緒に戦ってて
仕事として毎日やってるよ
そうやってちゃんと生きてるよ
って話をしたのね
その時、じぃちゃんは
ほんとかっ!!そうか!!
がんばれ!!
って言いながらすげー強く握手してくれた。
俺ね、自然な顔してたけど
心ではめちゃくちゃ嬉しかった。
普通とは違う、技術や個性が伴う仕事の難しさや大変さをじぃちゃんは良く知っていたからこその俺への言葉やったから。
それと、じぃちゃんと一緒に食べるご飯はいつもほんとにおいしかった。
ライブで、お葬式に出ることができなかったけど
ちゃんと会いに行くね。
いろいろ報告させてね。
じぃちゃんに心配されないように、
また良かったなって思ってもらえるように
がんばるよ!!
大好きなじぃちゃん、たくさんありがとう。