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ユニクロ 広告賞総ナメ

ユニクロがインターネットを使った世界規模での販促に一段と

力を入れている。ブログパーツ「ユニクロック」が世界三大広告賞を

受賞したのが追い風だ。

「世界一のカジュアル衣料専門店」を目指して欧米企業のM&Aを

進める上で、ブランドの認知度向上は不可欠。ファーストリテイリング

の柳井正会長件社長も取組みを後押しする。


「ユニクロ開業以来の出来事」7月9日、東京銀座で開いた記念

パーティ。柳井氏はこうぶち上げた。ユニクロックは日本企業で

初めて仏カンヌ国際広告際、米ワン・ショー、米クリオ賞のグランプリを

総なめにした。


柳井氏が上機嫌だったのは、「世界規模でクリエーターの一員として

認められた」との達成感から。複線は昨夏に仕掛けた米バーニーズ・

ニューヨーク買収。ドバイ政府系ファンドに競り負け、柳井氏は認知度

の重要性を痛感した。「まず我々の名前や存在を知ってもらうことが

大事だ」


そこで注目したのがネットによる販促。ブログやパソコンのスクリーン

セーバーを使えば、世界同時にブランドの認知度を高めることも

できる。ユニクロックの受賞はそのきっかけになった。


すでに二の矢、三の矢を放った。ブラカップとキャミソールが一体化

した「ブラトップ」の発売では消費者調査の結果を声と映像で紹介

するサイトを開設。吸汗速乾性の「ドライ」では商品を着た

バレリーナや新体操選手の肉体美と音楽を組み合わせたスクリーン

セーバーを作った。


柳井氏は「ユニクロックで『服を変え、常識を変え、世界を変えていく』

というスローガンを少しだけ実現できた」と強調する。

2010年8月期に売上高1兆円を実現するため、3000億-4000億円規模

のM&Aも模索することになりそうだ。


(2008年8月4日 日経MJ新聞より)


===

ユニクロックがM&Aをサポート、ですか。


勝部健太郎ダイレクト 事業部長 は柳井氏に直談判し、

ネットの部署を立ち上げたそうですが、

ユニクロ以上の規模の企業はたくさんありますが、トップが明確に

ネットの使い方に対する姿勢を打ち出せる会社は、あまりないですね。


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ブログ向けネタ 著名人に配信 商品やサービス 記事の執筆促す

サイバーエージェントは30日、芸能人やスポーツ選手など、

同社のブログサービスを利用している著名人に、記事のネタを

定期的に配信するサービスを始める。編集部が選んだ

もののほか、企業がPRしたい商品やサービスを絡めたネタを

提供し、記事の執筆を促す。


ネタの配信は週2回程度。編集部が選ぶネタは


「今日のファッションのポイントは」

「夏の予定は」


と言った内容で、書き手に記事のヒントを提供する格好。

企業の商品・サービスについては、商品や自動車の新製品など

ブログに取り上げやすいテーマを編集部が選んで提示する。

当該商品を取り扱う企業は、サイバーに料金を支払う。


ブログに書くかどうかは書き手の自由。著名人のブログは

ファンに対する影響力が強く、閲覧数も一般のブログより

多い場合が大半だ。商品をブログに取り上げてもらえれば、

企業は認知度の向上や販売増を期待できる。

ネタの提供を受ける著名人は、30日時点では50人で、随時増やす。


(2008年7月30日 日経産業新聞より)


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フィルモなども、品川庄司の品川氏に依頼したプロモーションを

やっていますね。


有名人ブロガーというメディアを使ったようあるバズマーケティングの

パターンです。


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「ブロガーイベント」活況 成功導く地道な交流体験

新商品発表会や車・バイクの試乗会、ファッションショー、

工場・研究所の見学などにブロガーを招待し、実際に商品・サービスを

体感してもらう「ブロガーイベント」が近年ますます盛んになっている。


その中でも最近、出色だったのは、今年の5月末にサントリーが

開催したブロガーイベント「ハイボールナイト」だ。特に新商品発表が

あったわけでもなく、ウイスキー、それもハイボールという一見新味の

ないテーマだったにもかかわらず、大反響を呼んだ。


イベントはレトロなムード漂う、銀座のバーで開催された。

主催者の挨拶に続いて展開されたのは、社員によるウイスキーと

ハイボールについて熱の入ったレクチャーだ。モルトウイスキー4種の

蒸留所の特性と、味・香りなどの特徴を解説した資料はすべて

この日のために用意されたもの。さらに銘々のテーブルに用意された

4つのグラスによるテイスティングで、参加者の興味は一気に高まった。


バーテンダーによるハイボールの作り方の講義があり、参加者全員が

自ら作ったハイボールで乾杯した後は、試飲を兼ねたパーティーへと

突入。会場では様々なウイスキーと、それぞれの銘柄ごとに相性を

考慮した料理が並べられ、ブロガーたちはデジカメや動画カメラを

駆使しながら社員やバーテンダーに直接取材し、自らの五感でプロの

技とウイスキーの世界を体感した。


こうして書かれた各ブロガー独自の視点による生き生きとしたイベント

リポートは、同社の公式ブログ「サントリートピックス」にトラックバックの

形で集約されている。ぜひご一読をお勧めする。


リポートで特に圧巻だったのは、いままで「父の飲み物」としてなんとなく

ウイスキーを敬遠し、もちろんハイボールを飲んだこともなかった

ブロガーにおける意識変容の様子だ。いくら優れたテレビCMを

流しても、こんなことは起きない。


では、なぜハイボールナイトが成功したのだろうか。最大の要因は、

サントリーが蓄積した「ブログ・ブロガーに対する豊富な知見」だ。


同社は2006年の「山崎蒸留所ブログ」開始時から、単なる情報発信に

とどまらない「生活者との会話を重ねる情報交流チャネル」としての

ブログ活用に力をいれ、様々な経験の中で知見を積み上げてきた。


今年2月に「サントリートピックス」を開始する際にも担当者自らが

事前に数多くのイベントに足を運び、ブロガーたちと直接交流してきた

経験が、ブログ運営やイベント企画において、大きく寄与している。


たとえば強い情報発信力をもつ有名ブロガーであれば、過剰なサービス

よりも、開発者に対する直接取材など、魅力的な話題・体験を提供

したほうが喜ばれる傾向が強い。ブロガーとのコミュニケーションに

自ら取り込んできたサントリーは、そのことがよくわかっている。


実は、多額の費用を投じてブロガーイベントを実施しながら、ブロガーに

対する知見の薄いイベント会社に運営を丸投げしたためにひんしゅく

を買った企業も過去には存在する。これに対してサントリーのブロガー

に対する「おもてなし」のひとつひとつは、手作りでありながら

てっていしていてすきがなかった。


知見をベースに設計されたイベントを通じて、ハイボールのおいしさ

と担当者の熱意がストレートにブロガーに届いたときに、これに

応える形でブロガーたちはレポートを執筆し、動画を編集し、

自分のブログに記事として掲載したのである。


主催者の挨拶のなかでも「かつての開高健や山口瞳のように、

いまはブロガーの皆さんがウイスキー文化をつくっていく担い手

になっているのではないか」という話があった。確かにその可能性は

感じられる。


しかし、そのためにはブロガー初の優れた情報発信を、さらに

広く世間に拡散していくための仕掛けが必要だ。たとえば許可を

得たうえで選りすぐった記事をPR誌や新聞広告などに転載

することも考えられる。


あくまで個々のブロガーの意思を尊重した上で、価値ある情報を

ネットの外へと出していく動きの先に、新たな可能性が開けると

考える。


(2008年7月29日 日経産業新聞 四家正紀のWebトークより)


===


弊社のセミナーでもよくブロガーイベントの事例で

「ハイボールナイト」を取り上げています。


イベント自体は昔からあったものと違いませんが、

ターゲットがブロガーだけに、ブロガーを理解しないと

いい成果は得られません。

そこは、弊社が受託するときも一番気をつけるところ。


あと、四家さんが言うとおり、世間に拡散するために

マス広告とのつなぎ方がこれからの課題ですね。


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