CME日経平均先物 8,390円
この日発表になった米経済指標は予想を上回る内容となったものの、市場の関心は欧州に集中しており、懸念が続いている。
イタリアのモンティ新内閣が事実上発足したが、政治家の閣僚が一人もいないという異例の組閣となったことから、その実行力に疑問符が出ている。また、キング英中銀総裁や白川日銀総裁が欧州危機による、景気へのネガティブな見通しを強調していたこともセンチメントを低下させた模様。
中盤に前日同様に、米経済指標の底堅さを材料に買い戻す動きも見られ、一時プラスに転じる場面も見られた。EU・IMF・ECBのトロイカ調査団がポルトガルへの80億ユーロの融資を正式に承認したこともフォローした。
しかし、戻り売りもきつく、終盤になって見切売りが加速している。フィッチレーティングスが欧州債務問題が更に拡大すれば米銀への悪影響は避けられず、格付け見通しを脅かすと述べたことも悪材料視されたようだ。
ダウ平均採用銘柄
ダウ採用銘柄は3Mが変わらずだった他は29銘柄が下落。
金融株が終盤下げを先導し、ハイテク株も追随した。
原油が100ドルの大台を突破したことで石油関連株の一角は底堅い動きを示していたものの、終盤に失速している。
ナスダック採用銘柄
ナスダックも反落。
マイクロンテクノロジー が23%急伸。
サンフランシスコ州裁判所陪審が同業のラムバス がマイクロンテクノロジー と韓国ハイニックスの半導体が同社製品を業界標準とするのを妨害したとして起こしていた訴訟で訴えを退けた。
ラムバス
株は60%暴落している。
個別に好決算を発表したターゲット も上昇して始まったものの下げに転じている。
その他、ペプシコ が前日に引き続き商いを伴って小幅ながら上昇を維持。飲料と菓子部門の二つに会社分割の憶測が出ている。
【NY株式市場】
ダウ平均 11905.59(-190.57 -1.58%)
ナスダック 2639.61(-46.59 -1.73%)
S&P500 1236.91(-20.90 -1.66%)
安値 : 8,390円
終値 : 8,390円
【大証 NIKKEI225】
後場終値 : 8,450円
イブニングセッション : 8,480円
【日経平均終値】
終値 : 8,463.16円
