CME日経平均先物 8,755円
欧州の法務当局者が救済基金を担保に債券を発行するのは憲法違反との見解を示したほか、フィンランドが一度可決した欧州金融安定ファシリティー(EFSF)拡充案を再び採決する可能性などが嫌気された。
ダウ平均は前日比72.43ドル安の11504.62ドルで終了した。
モルガン・スタンレーの7-9月期決算や予想より強い9月住宅着工件数の結果を好感し、ダウ平均は買いが先行。一時56.65ドル高の11633.70ドルまで上昇した。
しかし、欧州連合(EU)が救済基金を担保に一部債務国の債券発行を検討していたが、法務当局が憲法違反に該当すると警告したとの報道を受け、債務問題解決への期待が後退。また、ベージュブックで「緩やかな成長が続くも、企業の先行き不透明感が強まる」「雇用市場はほとんど変化が見られず」などと公表されると下げ足を速める動きに。
さらに、9月に欧州金融安定ファシリティー(EFSF)拡充案で可決したフィンランドが「言い回し」の問題で採決をやり直す可能性や、欧州救済策を拡大する協議で行き詰まったため仏大統領がドイツへ向かったことなどを受け、一時107.88ドル安の11469.17ドルまで下落した。
大引けにかけて、欧州の当局者が欧州銀行の資本不足を1000億ユーロ程度と見込んでいるとの英FTの報道で、IMFが予想していた2000億ユーロよりも少なかったことから、下げ幅を縮小させた。
ダウ平均採用銘柄
ダウ採用銘柄ではアルコアやJ&J
、デュポンが下落。
J&J は決算が予想を上回ったものの、減益だったことを嫌気している。
一方、トラベラーズ
が大幅上昇。決算発表の際に、災害に対する保険料率の引き上げを明らかにしていた。
ナスダック採用銘柄
ナスダックも下落。
予想を下回る決算を発表したアップル が下げを先導している。
iPHONE4Sに向けた買い控えが影響した部分も指摘されているが、ひとまず利益確定売りが出た格好。
また、社会人学習を手掛けるアポロ
が決算を好感し大幅高となっている。
個別に医薬品関連のアボット・ラボラトリー
が商いを伴って上昇。会社を二分割することを発表したことが好感されている。
【NY株式市場】
ダウ平均 11504.62(-72.43 -0.63%)
ナスダック 2604.04(-53.39 -2.01%)
S&P500 1209.88(-15.50 -1.26%)
安値 : 8,720円
終値 : 8,755円
【大証 NIKKEI225】
後場終値 : 8,790円
イブニングセッション : 8,790円
【日経平均終値】
終値 : 8,772.54円
