CME日経平均先物 8,465円
欧州金融安定ファシリティー(EFSF)の活用について具体的な内容が進展しているとの報道を受け、欧州債務問題に対する懸念が後退した。ダウ平均は前日比272.38ドル高の11043.86ドルで終了した。
欧州中央銀行(ECB)が利下げを検討しているとの観測や、欧州債務問題の解決策として民間企業から米国の問題資産購入計画(TARP)の欧州版の導入を提案されたこともあり、ダウ平均は買いが先行した。
相場のセンチメントが上向くなか、欧州当局が欧州金融安定ファシリティー(EFSF)にレバレッジをかけてSPV(特別目的事業体)からの債券発行やソブリン債の買い入れ、またEFSFの一部資金を欧州銀行の資本増強に充てる計画をしていると、報じられた。欧州債務問題に対する解決への期待から一時286.01ドル高の11057.49ドルまで上昇した。
ダウ平均採用銘柄
ダウ採用銘柄は全て上昇。
JPモルガン
やバンカメ
といった金融株やボーイング
、キャタピラー
、ユナイテッドテクノロジーズ
といった景気に敏感な産業株が指数をリードした。
個別に著名投資家のウォーレン・バフェット氏率いる投資・保険会社のバークシャーハサウェイ
が大幅高。約40年間、自社株買いは実施してこなかったが、今回、株価は過小評価されているとして、400億ドル超の現金を活用し、簿価の最大約110%の価格で実施することを発表している。
ナスダック採用銘柄
ナスダックも上昇。
ハイテク株はこれまで比較的底堅く推移していたことから、きょうは買戻しが鈍かった。
アップル
が軟調に推移していたことも圧迫。しかし、後半になって上げ幅を拡大している。
マイクロソフト
、オラクル
が上昇、グーグル
やアマゾンも堅調に推移。
個別では、アップル が小幅安で引けた。JPモルガンが「iPad」を生産委託している企業への発注を減少させたと指摘した。同社は一時3.2%安も、相場全体の上昇に連れて下げ幅を縮小させた。
一方、FOXとの提携を進め、「24」や「The X-files」などのコンテンツサービスの提供を計画しているアマゾン
は2.8%上昇した。
【NY株式市場】
ダウ平均 11043.86(+272.38 +2.53%)
ナスダック 2516.69(+33.46 +1.35%)
S&P500 1162.95(+26.52 +2.33%)
安値 : 8,265円
終値 : 8,465円
【大証 NIKKEI225】
後場終値 : 8,390円
イブニングセッション : 8,410円
【日経平均終値】
終値 : 8,374.13円
