CME日経平均先物 9,325円
米格付けに関する観測や景気の二番底に対する懸念から主要な株価指数は大きく下落する場面がみられたが、イタリア首相の発言などで欧州債務懸念が後退した。ダウ平均は前日比60.93ドル高の11444.61ドルで終了した。
ダウ平均は買いが先行。7月非農業部門雇用者数や7月失業率の結果が予想より強かったことを好感し、一時171.73ドル高の11555.41ドルまで上昇した。しかし、買いは続かず、売り優勢になると、米格下げに関する噂や、GSが米国について二番底(リセッション)におちいる可能性を指摘したこともあり、世界景気回復ペースの失速が意識され、一時244.68ドル安の11139.00ドルまで下落した。
しかしながら、欧州中央銀行がイタリアとスペインが主要な構造改革を前倒しで推し進めることを条件に両国の国債を買い入れることで合意していたことが明らかになったほか、イタリア首相が緊縮財政を前倒しで実施すると宣言すると、欧州債務懸念が後退し、指数は再び買い優勢となった。
NASDAQは前日比23.98ポイント安の2532.41ポイント、S&P500は同0.69ポイント安の1199.38ポイントで終了した。主要な3指数は週間で2週続落となった。
買収したワコビアに関連した訴訟で原告と和解合意したウェルズファーゴ
は2.1%安となった。
ダウ平均採用銘柄
ダウ採用銘柄ではクラフトフーズ 、P&G 、キャタピラー が上昇。
4-6月期決算を発表したP&G は1.7%高。
クラフトフーズ は前日失速したが、きょうは買い戻しが膨らんだ。
反面、バンカメ が7%超下落。シティグループ と伴に大幅下落。
景気悪化によるローン返済への懸念や債務問題によるソブリン債の評価への懸念が一気に強まっている。S&Pによる格下げ観測も強まっていた。
ナスダック採用銘柄
ナスダックは続落。
ハイテク株はまちまちだったものの、アップル
やマイクロソフト
、オラクル
など主力株の下げが圧迫した。
個別にインターネット旅行代理店のプライスライン・ドット・コム
が商いを伴って大幅高。7-9月期の予想を上回る見通しを好感。
【NY株式市場】
ダウ平均 11444.61(+60.93 +0.54%)
ナスダック 2532.41(-23.98 -0.94%)
S&P500 1199.38(-0.69 -0.06%)
安値 : 9,105円
終値 : 9,325円
【大証 NIKKEI225】
後場終値 : 9,280円
イブニングセッション : 9,360円
【日経平均終値】
終値 : 9,299.88円
