CME日経平均先物 9,730円
CMEによる証拠金引き上げを受け、商品市場が売りに押された動きが重しとなった。ダウ平均の終値は前日比60.09ドル安の11346.75ドル。
ダウ平均は売りが先行も、NY金先物が史上最高値を更新したことに連れて素材セクターが相場を下支えし、下げ渋っていた。しかし、CMEが銀先物の証拠金価格(マージン)を11月10日の取引終了後から従来の5000ドル/1オンスから6500ドル/1オンスへ引き上げる(30%増)と発表すると、他のアセットの証拠金も引き上げられるとの観測が浮上。金や銀などの商品が売られ、堅調に推移していた素材セクターも連れ安へ。指数は一時103.65ドル安の11303.19ドルまで下落した。
金融セクターは2.2%安。バンク・オブ・アメリカが保有するブラックロック株式について、予想以上の数量を売却したため、同社の資本が十分でなかったとの見方が高まったことが重しとなった。また、資源価格の下落に連れて、素材セクターは1.6%安となった。
NASDAQは前日比17.07ポイント安の2562.98ポイント、S&P500は同9.85ポイント安の1213.40ポイントで終了した。
ダウ採用銘柄
ダウ採用銘柄ではバンカメ
、JPモルガン
が下落し、アルコア
も序盤の上げから下落に転じている。
天然ガス企業、アトラスエナジー の3.2億ドルでの買収を発表したシェブロン は終始軟調な展開となった。
商品関連株は全体的に利益確定の動きが強まったが、エクソンモービル
は権利落ち落ちに絡んだ動きで上昇している。
ナスダック採用銘柄
ナスダックも反落。ハイテク株はしっかりとした動きでスタートしたが、次第に全体相場が利益確定売りに押される中、ハイテク株も終盤に値を消した。
ヤフー
が3%上昇。一部で中国のアリババが買収を検討しているといった報道が思惑を呼んでいだ。
個別にブラックロック
が下落。売買代金はトップとなった。バンカメ
による持ち株売却が伝わり、追加の売却も示唆していることから売りを呼んだ格好。
商品市場で銀が一時30年ぶりの高値を付け、その後に急落する中、銀製品メーカーのシルバー・ウィートン
が乱高下。結局、7%安で終えている。
【NY株式市場】
ダウ平均 11346.75(-60.09 -0.53%)
ナスダック 2562.98(-17.07 -0.66%)
S&P500 1213.40(-9.85 -0.81%)
安値 : 9,655円
終値 : 9,730円
【大証 NIKKEI225】
後場終値 : 9,690円
イブニングセッション : 9,740円
【日経平均終値】
終値 : 9,694.49円
