CME日経平均先物 9,645円
JPモルガン CEOの慎重な見方を嫌気する場面が見られたものの、ゴールドマン・サックス (GS)と英BP のニュースをきっかけに、下げの大半を取り戻した。ダウ平均は前日比7.41ドル安の10359.31ドルで終了した。
景気の二番底懸念がくすぶるなか、予想より弱かった7月NY連銀製造業景気指数の結果が嫌気され、ダウ平均は売りが先行した。注目されたJPモルガン
の4-6月期決算の結果は好調だった。しかし、同社のダイモンCEOが信用市場全体の貸倒損失は高い水準を続けるだろうと慎重な見方を示したほか、7月フィラデルフィア連銀製造業指数の結果などが重しとなり、一時126.24ドル安の10240.48ドルまで下落した。
英BP
がメキシコ湾での原油流出を食い止めるためのテストで、漏れを止めたと発表。また、SECが取引終了後に重要な発表をするとアナウンスしたことを受け、ゴールドマン・サックス
(GS)が販売した金融商品の民事訴訟について、ゴールドマン・サックス
とSECの間で和解に達した可能性があるとの観測が浮上した。
その結果、両社の株価が大きく上昇し、買い意欲が相場全体へ波及。指数は急速に切り返す動きをみせたが、引け寸前に失速した。
英BP
による発表を好感し、エネルギーセクターは買いが優勢。また、金融セクターも大半の下げを打ち消した。NASDAQは前日比0.76ポイント安の2249.08ポイント、S&P500は同1.31ポイント高の1096.48ポイントで終了した。
ダウ採用銘柄
インテル やシスコシステムズ などが買われたほか、終盤にかけては詐欺の疑いで訴訟や調査を受けているゴールドマン・サックス が米証券取引委員会と和解するとの思惑から急伸。
その他の材料株では、ボーイング が0.58%安。新型の787型機の引渡しが予定より遅れる可能性があると発表した。
決算発表を行ったJPモルガン は0.27%高。増益となったものの、利益の質が悪く、マイナス圏で推移する場面もあった。
ナスダック採用銘柄
バンク・オブ・アメリカ が投資判断を買いから中立に引き下げたアマゾン は1%安で終了した。
個別では決算を発表したJPモルガン が小幅高。
ゴールドマン・サックス は4.4%高。
また、英BP
(ADR)は7.6%上昇した。
【NY株式市場】
安値 : 9,545円
終値 : 9,645円
【大証 NIKKEI225】
後場終値 : 9,670円
イブニングセッション : 9,680円
【日経平均終値】
終値 : 9,685.53円



