CME日経平均先物 9,510円
欧州に対する懸念がくすぶるなか、昨日にダウ平均やS&P500が年初来安値を更新した反動などにより買い戻しが優勢となった。終値はダウ平均が前日比123.49ドル高の9939.98ドルで終了した。
過去2営業日で4%超下落した反動や、マクドナルド
が発表した5月既存店売上高の結果が予想を上回ったことを好感し、ダウ平均は買いが先行。しかし、ブルガリアの財政懸念や一部欧州銀行に破綻の噂が出ていることが重しとなり売りへ反転した。
方向感に欠ける動きのなか、終盤にかけ「恒例の時間でクオンツ・ファンドが入ってきた」(市場関係者)との指摘が聞かれ、一時137.17ドル高の9953.66ドルと急速に上げ幅を拡大した。
素材セクターは2.5%高。NY金先物が時間外取引で史上最高値を更新した動きに連れた。また、マクドナルド
の発表を好感し、一般消費財セクターも堅調に推移した。
NASDAQは前日比3.33ポイント安の2170.57ポイント、S&P500は同11.53ポイント高の1062.00ポイントで終了した。
ダウ採用銘柄
ハイテク株を除いて全面高。
連日の下げで割安感が出た銘柄が買われたほか、商品相場の値上がりを背景に資源株の一角が買われた。
デュポン は4.1%高、バンカメ は3.3%高、エクソン は3.2%高、アルコア は2.4%だった。
また、好調な既存店売上高を発表したマクドナルド は2.4%高で引けた。
ただ、IBM
などハイテク株は軟調。UBSはきょう、欧州の債務危機で半導体業界の成長が鈍化する可能性を指摘していた。
ナスダック採用銘柄
ハイテク株中心のナスダックは0.1%安。
アップル は0.6%安、インテル は0.6%安、マイクロソフト は0.7%安だった。
なお、取引終了後に半導体大手TI
は業績見通しの上方修正を発表している。TI
は第2四半期の1株利益の予想レンジを従来の56-64セントから60-64セントに引き上げた。
個別では金価格の上昇に連れ、ニューモントマイニング は2.3%高、バリックゴールド は小幅高。
【NY株式市場】
安値 : 9,370円
終値 : 9,510円
【大証 NIKKEI225】
後場終値 : 9,530円
イブニングセッション : 9,460円
【日経平均終値】
終値 : 9,537.94円



