CME日経平均先物 9,400円
欧州ソブリン危機が拡大する可能性や、それに伴い景気が後退するとの懸念が高まった。
終値はダウ平均が前日比115.48ドル安の9816.49ドルで終了し、年初来安値を更新した。
ハンガリー政府が財政赤字削減の目標は達成できるとコミットメントしたことが見直され、同国のデフォルト懸念が後退。ダウ平均は買いが先行し、一時50.41ドル高の9982.38ドルまで上昇した。
しかし、欧州ソブリン危機によるコンテージョン(飛び火)が拡大するとの懸念がくすぶり続け、1万ドルを手前に失速し、売り優勢へ。景気の二番底に対する不安が高まり、一時121.67ドル安の9810.30ドルまで下落した。
資本財や金融、テクノロジーなどのシクリカルセクターが大きく売られた。一方、公益セクターは景気に左右されにくいとの見方から買いが入り、小幅に上昇した。
NASDAQは前日比45.27ポイント安の2173.990ポイントで終了。S&P500は同14.41ポイント安の1050.47ポイントと、年初来安値を更新して引けた。
ダウ採用銘柄
金融株や産業関連株の下げがきつい。
バンカメ
は3.3%安、JPモルガン
は2.7%安、キャタピラー
は3.3%安だった。
一方、インドのリライアンスの株式取得について協議しているとのWSJの報道を否定したAT&T
は小幅高で引けた。
ウォルマート
など消費関連株の一角は買われたが、相場全体を押し上げるには不十分だった。
黒字転換が見込まれる航空株も安い。
ナスダック採用銘柄
インテル
、マイクロソフト
、グーグル
など主力株は全面安。
新型iPhoneの販売を発表したアップル
は1.9%安。新機種発表への期待感で買われる場面もあったが、相場全体の流れに押される形で下げに転じている。
個別では、ニューモントマイニング
は2.7%高、バリックゴールド
は4.1%高と、金価格の上昇に連れた。
UAL
は3.7%安、デルタ
は3.3%安。国際航空運送協会は7日、航空業界が今年25億ドルの黒字に転換するとの見通しを発表した。
従来は28億ドルの赤字になると見込まれていたが、市場の反応は冷ややかだった。
【NY株式市場】
S&P500 1050.47(-14.41 -1.35%)
【CME NIKKEI225】
高値 : 9,630円
安値 : 9,400円
終値 : 9,400円
【大証 NIKKEI225】
後場終値 : 9,510円
イブニングセッション : 9,580円
【日経平均終値】
終値 : 9,520.80円

