CME日経平均先物 9,630円
エネルギーセクターが重しとなったほか、イスラエルとレバノン間の地政学リスクの高まりが嫌気された。終値はダウ平均が前日比112.61ドル安の10024.02ドルで終了した。
ダウ平均は売りが先行。欧州中央銀行(ECB)が発表した半期の金融安定報告書で、域内の銀行が2010-11年に1950億ユーロの追加評価損を計上する可能性があるとの予測を嫌気し、100ドル近く下落した。
しかし、5月ISM製造業景況指数の結果が予想より強かったことを好感し、プラス圏へ転じ一時81.70ドル高の10218.33ドルまで買われた。
大引け近くに、イスラエルの偵察機にレバノン側が射撃したとの報道が伝わると、両国の緊張感が高まるとの思惑から地政学リスクが意識され、指数は再び売られる動きへ。一時122.73ドル安の10013.90ドルまで下落した。
英BPによるメキシコ湾の原油流出を食い止めるための「トップキル」作業が失敗したことが嫌気され、エネルギーセクターは4.3%安。
一方、ディフェンシブセクターには資金が集まり、生活必需品セクターは小幅安ながらも、相対的にアウトパフォームした。
NASDAQは前日比37.41ポイント安の2222.33ポイント、S&P500は同18.70ポイント安の1070.71ポイントで終了した。
ダウ採用銘柄
アルコア
は反トラスト法でロシア当局が捜査に着手したことが明らかとなった。
一方、データセンター自動化に向けて投資する計画を明らかにしたHP
は小幅安となった。
ナスダック採用銘柄
アップル やマイクロソフト は上昇したものの、他の主力ハイテク株は終盤に売りに押されている。
アップル は「iPad」の販売台数が200万台を突破したと発表した。
一方マイクロソフト は台湾メーカーが開発するEeePadのソフトとしてWindows7が採用されたことが好感された。
シュルンベルジェ
、ハリバートン
、トランスオーシャン
など油田掘削関連が、きょうも商いを伴って急落。英石油大手BPが米ルイジアナ州沖のメキシコ湾で発生した石油流出事故で、流出を食い止めるための「トップキル作戦」を失敗したことが背景。先週はオバマ米大統領が新規の海底油田の掘削許可を6ヶ月間凍結することを明らかにしたこともあり、業績への懸念から売りが止まらない状況。
【NY株式市場】
安値 : 9,560円
終値 : 9,630円
【大証 NIKKEI225】
後場終値 : 9,740円
イブニングセッション : 9,600円
【日経平均終値】
終値 : 9,711.83円



