CME日経平均先物 9,555円
米下院のフランク議員による見方を受け、金融セクターを中心に買いが入った。終値はダウ平均が前日比22.82ドル安の10043.75ドル。
欧州でソブリンリスクと金融システムの両面について破たん懸念が高まるなか、ダウ平均は売りが先行した。また、韓国と北朝鮮の間で緊張感が高まっていることもリスク資産から資金を引き揚げる動きを強め、一時292.09ドル安の9774.48ドルまで下落し、年初来安値を更新した。
しかし、米5月消費者信頼感指数の結果が予想より強かったことに加えて、欧州中央銀行(ECB)が50bpの緊急利下げを実施するとの観測が浮上し、指数は下げ止まった。
また、米下院金融サービス委員会のバーニー・フランク議員が金融規制改革法案について、銀行からデリバティブ部門を分離するのは行き過ぎとの見方を示したことを受け、金融セクターがプラス圏へ反転し指数も下げ幅を縮小させた。
金融セクターは0.8%高。フランク議員の見方を受け、銀行からデリバティブ部門を分離するとの観測が後退した。また、素材や一般消費財にも買いが入った。
ダウ平均採用銘柄
ナスダック採用銘柄
ダウ平均とともに、一時大幅に下落したものの、終盤に買い戻されている。
バイオ関連のジェンザイム が大幅高。ポンペ病治療薬のLumizyme (alglucosidase alfa)が米FDA(米国食品医薬品局)から承認が出たことが好感された。
一方、タブレット型PCを夏にも米国で投入する計画を明らかにしたデル は小幅安で終了した。
個別ではゴールドマン・サックス は4.3%高、JPモルガン は小幅高、モルガン・スタンレー は1.4%高だった。
ゴールドマン・サックス
は、金融規制改革法案を担当する一部のメンバーからデリバティブ部門の切り離し案が出ていたが、法案協議会の議長でもある米下院金融委員会のフランク委員長が、度を超しているとして否定的な見解を示したことがフォローとなった。
金の上昇を受け、フリーポート・マクモランン
やニューモントマイニング
など関連株が上昇。
【NY株式市場】
安値 : 9,290円
終値 : 9,555円
【大証 NIKKEI225】
後場終値 : 9,460円
イブニングセッション : 9,350円
【日経平均終値】
終値 : 9,459.89円



