CME日経平均先物 10,315円
発表になった小売売上高やNY連銀景気指数など経済指標が強い内容だったことやバーナンキFRB(連邦準備制度理事会)議長の発言を好感した他、オプション期限を控え思惑的な売買も加わり、主要な株価指数は年初来高値を更新した。
序盤のダウ平均は買いが先行。8月小売売上高コアの結果や9月NY連銀製造業指数の結果が予想を上回ったことを好感した。しかし、バーナンキFRB議長の講演が始まると売りに押され、一旦下落に転じた。
講演での質疑応答の中で「景気後退は恐らく終結した」と発言したことを受け買いに転じると、中盤以降はジリジリと上値を切り上げへ。また、オプション期限を週末に控え、思惑的な売買により買われたキャタピラー
が指数を約22ドル押し上げ。一時86.91ドル高の9713.71ドルまで上昇し、08年10月以来の9700ドル台を回復した。
大引けは56ドル高と、上昇幅を縮小も、主要な株価指数は年初来高値を更新して終了した。
著名投資家のウォーレン・バフェット氏が株式を購入していると述べたことも、相場をフォローしたようだ。
バーナンキ議長は、景気後退はほぼ終わったものの、当面は弱い状態が続くと述べている。現在の市場のコンセンサスも同様で、非常に方向感が見えづらいようだ。上値への警戒感も強いが、一方で下値も積極的に攻め切れない。結局、後半になって巻き戻されてしまうという展開が続いている。市場が着地点を見つけるには、来月の決算発表など、もうしばらく時間をかけて材料を見極める必要もありそうだ。
ダウ採用銘柄
インテル 、シスコ 、マイクロソフト などハイテク株も上昇している。
個別にシティグループ が8.8%の大幅下落。
米政府が保有するシティ株を放出し、持ち株比率を引き下げるとの観測が伝わっていた。シティは50億ドル規模の新株を発行し、政府が保有する株式以外の同行証券の買い取りに充てることも検討しているという。
また、ユナイテッド・ヘルス
などヘルスケア関連株が下落。オバマ政権の医療保険改革への警戒感も強い。
ナスダック採用銘柄
アップル など主力ハイテク株は揃って上昇するものが目立った。
強い小売売上高で個人消費回復への期待感も。
【NY株式市場】
【CME NIKKEI225】
安値 : 10,225円
終値 : 10,315円
【大証 NIKKEI225】
後場終値 : 10,190円
イブニングセッション : 10,160円
【日経平均終値】
終値 : 10,217.62円



