CME日経平均先物 11805円
全体的には軟調だったものの、ダウ平均だけは小幅に上昇した。先週末のベアー・ズターンズの流動性危機問題を発端に、市場での信用不安が強まる中、JPモルガンを除く金融株中心に売りが強まり、寄り付きは大幅に下落して始まった。
ベアー・スターンズ のJPモルガン への身売りが発表されたが、1株2ドルという破格値での買収となったことも、市場の懸念を強めた。
FRBは東京時間に公定歩合引き下げを緊急で決定、公定歩合貸出を一部大手証券会社にも広げることを発表したが、焼け石に水といった状況。ただ、市場では明日のFOMCでの1.00%の利下げも有力視され、米FF金利先物市場では1.25%の可能性を見込む動きまで、若干出ており、大幅利下げ期待が高まっている。
終盤、優良大型株には買い戻しも入り、金融株に下げ渋る動きも見られたことから、ダウ平均だけは一時100超上昇する場面も見られた。ただ、上昇したのはダウだけで、S&P500、ラッセル2000も下落しており、買戻しが優勢になったとは言い難い。
ダウ平均をサポートしたのがJPモルガン 。
ベアー・スターンズ の破格の買収を好感して10%超の上昇、指数を大きくサポートした。
一方、ベアー・スターンズ は84%の暴落となった。
ゴールドマン やモルガンS 、メリル など他の投資銀行株も軟調に推移。今週、投資銀行の第1四半期決算が発表されるが、英FT紙は評価損計上の可能性を報じ、英サンデー・テレグラフ紙はゴールドマン が30億ドルの評価損を発表する見通しであると報じている。
流動性危機を疑わせたのがベアー・スターンズ と業界位置が近いリーマン・ブラザーズ 。
先週末も急落していたが、きょうも19%超の急落。一時47%まで急落していた。アジアの金融機関が同社との取引を停止したなどの憶測も流れ、流動性懸念が強まっている。
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Dow | 11,972.25 |
+0.18% | ||
| Nasdaq | 2,177.01 | -1.60% | |||
| S&P500 | 1,276.60 | -0.90% |
安値 : 11620円
終値 : 11805円
【大証 NIKKEI225】
後場終値 : 11750円
イブニングセッション終値 : 11740円
【日経平均終値】
終値 : 11787.51円

