米企業の利益の伸びは鈍化へ、米株の重しに | 5階で働くディーラー達

米企業の利益の伸びは鈍化へ、米株の重しに

[ニューヨーク 4日 ロイター] 米企業の利益の伸びは第2、第3・四半期に一段と鈍化する見通しで、債券利回りの上昇と相まって、米国株式市場を圧迫するとみられている。米10年債の利回りが、昨年と同様に5%を上回れば、株式へ影響が出る見込み。

 

4日発表のロイター・エスティメーツによると、S&P総合500種指数を構成する企業の利益の伸びは第2・四半期に5.5%、第3・四半期に2.5%と予想されている。第1・四半期は8.6%だった。第2・四半期に高い利益の伸びが予想されるのは医療とハイテク株で、伸びの鈍化が予想されるのは消費関連の循環株、エネルギー株など。

 

チェース・インベストメント・カウンセルのデービッド・スコット最高投資責任者(CIO)は、利益の伸びの鈍化と債券利回り上昇の組み合わせには注意が必要だと指摘。「債券利回りが昨年のちょうどこの時期の水準に向かって5%を超えて上昇するようであれば、買収観測や市場投機など投機的な買いで上昇していた一部の銘柄を圧迫するだろう」と述べた