這う母 | 乳がん既往歴ありますが その他は結構ケンコーな場合

つづき

 

 

 

整形外科の先生に報告し忘れてた事

母、この痛みのせいで座っている状態から立ち上がるのもままならず。ようやく歩行器にスタンバイ出来ても一歩が前へ出ないんですが。

 

 

私の家はお風呂が 2階にあります。

 

母はこのような状態になってからも 2~3日に一度はお風呂に入っています。私は服を着たまま一緒に洗い場に入り全部介助が必要ですけど。

ちなみに風呂場でプロレスしてるのかというくらいの私は汗だくになります

 

 

では日中過ごしている 1階から 2階に移動はどうしてるのか?

 

 

 

発症してまもなくのあるときのことでした。

 

ハ「無理に手すり持たんと階段に手をついて上ってみるのはどう?」

 

滑り止め付きの軍手を用意し渡すと母が四つん這いになり、一歩ずつ階段を上がり始めました。

 

私は後ろからお尻を持って間違って踏み外した時の為にサポートしながらですが。

 

 

 

階段を四つん這いで上がることならできる!

平坦な廊下は歩行補助器使っても痛くて歩けないのに

 

 

階段を両手をついてスパイダーマンのようになら動けるんです。ちなみにハイハイではなく膝は付けません。

 

姿勢的にある程度階段のように角度が必要なのでそれができるのは階段のみです。

 

2階の平らな廊下では母を現役引退した毛布に乗せ、引っ張って浴室まで運んでました。

大型家具の移動方法(台車でもOKよ♪)

 

 

 

さて、下りるときはどうするか。

 

そのまま逆に四つん這いで足から下りるなら出来るはず!

 

 

ハ「後ろ向きになって、ゆっくり降りてみ?踏み外しても大丈夫なように私がちゃんと下から支えとくから…」

 

大型バスのバックを誘導するように母のお尻に軽く手を添えて声かけしながら進みます。

 

ハ「はい、つぎ少し曲がってから降りる、そのまま真っ直ぐ…はいもうちょっとそのまま、あと3歩、2、はい、次最後~」

 

 

階段は四つん這いになれば上ったり下りたりは出来ることがわかりました。

 

 

 

 

立つと体重がかかるから痛いのか?

 

四つん這いなら体重が4点に分散されるから楽なのか?

 

 

注意:とはいえ、このような動作をしてもいいかどうか主治医にまだ確認を取っていません。みなさんがこのような状態にってもくれぐれもマネしないように、医師の指示に従ってください。

マネせんやろけど

 

 

 

というわけで、整形外科の先生に「四つん這いでゆっくりなら階段は上ったり下りたりすることができます」っていうのを言い忘れてました。

 

 

 

家の階段を上れるのなら屋外の階段も上れるはず

整形外科の代理受診をしてすぐ介護タクシーに問い合わせをしてみましたが、ストレッチャーは男性の介助が2人必要とか言われるし、結構大変なようだし、私から電話をかけたもののどんな事業者かよくわからないし(←いちいち疑ってしまう)、一度家に来てみないと見積もりできないとか言われるし、見積もりに来られたら断りにくいし…

 

そんな話を母にしてたら、

 

 

母「車を裏口に付けてくれたら外の階段を這って下りるわ。」

 

 

はい来た!這って私の車に乗り込むと!

 

私の車に乗り込んでさえもらえれば病院まで10分。車椅子とサポート取っ手を積み込んでおけば、病院の駐車場からなんとかなるはず。最悪、病院でストレッチャー借りるなりで診察室まで辿り着けるはず~~

 

 

母よ~~!

這ってでも病院行く気になってくれたんかぁぁぁぁ

 

 

隣の人がたまたま窓から外を見たらたらびっくりするでしょうけど。

 

ハシクレさんとこのお母さん、地面這ってる!!虫みたいよ?スパイダーマンごっこ?

 

 

 

 

でもそんなこと気にしてられない。

母の気が変わらぬうちに~~!

 

 

ハ「ほんなら明日とか行く?無理せんでいいで。予約してるわけじゃないし。朝起きてからやっぱり行きたくないって思ったらやめてもいいからね。」

 

 

 

『這ってでも行く』ってことわざがありますけど、マジで這ってでも病院に行く母。

 

私が「手術したほうがいいのか」「いまからでもしたほうがいいのか」「先になるほど大変な手術になったらどうしよう」「やっぱあのとき手術しとけばよかったのにと思わないかな」と色々思い悩んでる姿をみて、母は私の為に頑張って『這ってでも行く』気になってくれたとのことです。笑

 

 

あーよかった

これで年内に一コマ前へ進むことが出来るわ~

 

と思ったクリスマス直前のある一日でした。

 

 

 

 

 

次回予告…

「ようやく整形外科受診が叶う、病院のみなさんの神対応と本当の診断結果(仮)」